ジャニーズ事務所の奇妙な「文春キンプリ告訴」とかつてない動揺
#週刊誌スクープ大賞
岸田首相、延命のための解散も?
さて、サッカーW杯のカタール大会が始まる。私は、サッカーには疎いが、日本代表がやすやすと本戦へ進めるとは思えない。
昔「カタールの悲劇」というのがあったが、同じカタールで、「涙の敗退」という文字がスポーツ紙の見出しになるのではないか。
だが一縷の期待は、昔の名前で出ていた選手たちがほとんど退場し、新しい顔ぶれになったことである。
新潮は、出場選手たちのファミリーヒストリーを特集している。この中でエリート中のエリートといえるのは、現在スペインリーグのレアル・ソシエダードに所属する久保建英だそうだ。
私も彼の名前ぐらいは知っている。21歳でのW杯出場は史上最年少だ。物おじせず、ビッグマウスを連発する、かつての中田英寿を彷彿とさせるそうだ。
大口を叩くのは、自分を鼓舞するという意味もあるのではないか。「オレが引っ張る、勝たせる」ということで、自分を追い込む。そうして力以上のものを自分から引き出す。
久保に比べて、順調ではないコースを辿って、代表に選ばれたのがMFの鎌田大地だそうだ。
中学でガンバ大阪のジュニアコースに誘われ、親元を離れ大坂の祖母の家に住むことになった。だが、その祖母と思春期のためにぶつかったり、ケガに見舞われたという。
だが、彼には将来、欧州チャンピオンズリーグで勝てるチームで活躍するという夢があった。そこに向けて努力することで挫折を乗り越えたそうである。
現在はドイツのアイントラハト・フランクフルトに所属し、中心選手として活躍しているという。
最近大きなプレゼントを息子からしてもらったと父親が話す。兵庫県内に家を建ててくれたというのだ。
日本代表で、一番不安なのは森保監督なのかもしれない。なぜなら、先のドーハの悲劇の舞台にいたからだ。
以来、森保は、一度もあの時のビデオを見ることができないでいるそうだ。そんな心の弱いことでどうする。選手にはそういいたいのだろうが、自分が一番心の弱味を抱えている監督が、「死のグループ」といわれるドイツとスペインという優勝経験国と当たるだけに、悲劇の再現にならなければよいが。
岸田内閣の支持率がつるべ落としである。朝日新聞DIGITAL(11月14日 5時00分)によると、
「朝日新聞社は12、13の両日、全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の支持率は37%(前回10月調査は40%)で、昨年10月の内閣発足以降最低となり、初めて4割を切った。不支持率は51%(同50%)で、不支持率が支持率を上回るのは、3カ月連続となった」
という。
もはや崩壊寸前というべき数字だ。自民党政権とはいわずに、「自滅党政権」というべきである。
統一教会問題でも、政権内部にナンバー2の茂木敏充幹事長が岸田の方針にもろ手を挙げて賛成とはなっていないし、高額な寄付に歯止めをかけようとすれば、創価学会が支持母体の公明党がネックになる。
山際を辞任させるのも後手後手だったし、大失言した葉梨康弘法相をクビにするのも遅すぎた。
何をやっても後手後手の岸田に、党内からも不満が爆発。菜梨のクビに時間がかかったため、カンボジアで開かれる日中韓3カ国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議に遅れそうになり、慌てて出発するという醜態を演じた。
一国のリーダーたり得ない人間がいつまで首相の座に居座るのか、多くの国民は疑問に思っているが、先の小沢一郎の発言ではないが、日本の首相を引きずりおろすのは、アメリカよりも難しい。
さらに、岸田には、解散権という伝家の宝刀がある。最後に、開き直って解散に打って出るという「悪夢」も十分あり得るのだ。
文春は、小選挙区の「十増十減」法案の審議が進められていて、最速で11月16日に成立すると見られている。
それから周知期間などを考えれば、党内から反発のあるこの区割りのできる前、12月6日告示、12月18日に投開票にすれば、これは適用されない。
それを岸田は狙っているのではないかというのである。
「岸田首相の延命という意味では、解散は有力な選択肢でしょう。実際、自公で過半数割れがないとの見方が有力で、何より選挙に勝てば、統一教会問題をリセットできます。反面、被害者救済には道筋をつけられないまま。物価高をはじめ、国民生活に直結する問題も未だ山積しているのが実情です」(政治部デスク)
首相としての能力はないが、狡猾に延命するための悪知恵はあるというのだから、始末が悪い。自民党、公明党、立憲も集まり、岸田首相を追い出す方策でも考えたらどうか。
次は誰? 岸田首相程度の人間なら、その辺に転がっている。心配はいらない。
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