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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > 齋藤飛鳥の卒業曲にあるあの人の存在

乃木坂46齋藤飛鳥、卒業シングル「ここにはないもの」に蘇る橋本奈々未の存在

乃木坂46齋藤飛鳥、卒業シングル「ここにはないもの」に蘇る橋本奈々未の存在の画像1
齋藤飛鳥

 乃木坂46の齋藤飛鳥が年内をもってグループでの活動を終了し、ラストコンサートを来年開催すると発表した。1期生としてグループを支え続けた齋藤は、約11年間に渡ってトップアイドルとして活躍し続けてきた。

 12月7日には、齋藤がセンターを務める31thシングル『ここにはないもの』をリリース予定。11月5日にはYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にて初披露されたが、これがまた「神曲」だと話題だ。

「『ここにはないもの』は、まさに齋藤のこれまでの足跡をたどるような歌詞で、メロディーも秀逸。ジャケットも、これまでの齋藤の写真を複数重ねる多重露光で制作され、アーティスティックかつ感動的な仕上がりです。

 曲について注目なのが、サビ直前の『君はまばたきさえ我慢しながら 涙を隠してる』のところの盛り上がり。齋藤が特別に慕っていた橋本奈々未が2016年、芸能界を引退した際に発売したシングル『サヨナラの意味』にどこか通じる世界観があると感じます。歌詞にも『サヨナラ言わなきゃ』という箇所があり、これはもう涙腺がやられますね。

 齋藤はまだ卒業後の進路を明かしておらず、その意志は知るよしもないですが、一部ファンの間では、来年の卒業コンサートをもって齋藤が芸能界を引退する可能性もあるのではとも囁かれています」(スポーツ紙記者)

 乃木坂46の功労者でもある齋藤には、大掛かりな卒業イベントがふさわしいだろう。2017年の橋本の卒業時は、齋藤はもちろん、盟友・白石麻衣や、初期の名曲『偶然を言い訳にして』メンバーの松村沙友理、高山一実らとのパフォーマンスが涙を誘ったが、今回は果たしてどうなるか。

「この齋藤の卒業発表のタイミングは、年末の紅白出場の内定に合わせたと見ることもできる。紅白を最後の大舞台として、来年1月下旬から2月にかけて大規模な卒業コンサートの構想があるとか。東京ドームが会場という話がありますが、一説には、あの国立競技場でのコンサートが実現するのではないかという話もある」(スポーツ紙記者)

 取材を担当していた記者たちの間では、アイドルとしての才能は乃木坂46の中でも飛び抜けていたと言われている。

「実際に見るとよりよくわかりますが、本当に信じられないほどの小顔をしている。美女ぞろいの乃木坂46の中でもビジュアルは飛び抜けていました。ダンスもうまく、歌唱力もしっかりとしている。アイドルとしても完璧に近い存在だったと思います。ただ、非常に人見知りで、1期生として当時最年少の13歳でデビューしたこともあり、初期の頃は橋本をはじめ、白石などお姉さんメンバーの後ろに隠れていることが多かった。結果として、エースの逸材でありながら数年間はアンダーポジションの状況が続いていました。

 2016年の15thのシングル『裸足でSummer』で初めてシングル表題曲でセンターとなり、次世代エースとして成長していくことになります。でも、やっぱり齋藤はいわゆる“アイドルらしい”アイドルではなかった。孤高の存在でありながら、近年は自身の経験をグループに還元しようと、後輩を目にかけていたのも印象的でした」(スポーツ紙記者)

 そんな齋藤の存在は、乃木坂46ファンにとっても思い入れは大きい。

「初期から乃木坂46と齋藤を見ていたファンとしては、1人の少女がしっかりと大人へ成長していく様子を見守っていたような感覚。どのメンバーの卒業も寂しいですが、やはり齋藤には特別な感情があるんです」(乃木坂46ファン)

 乃木坂46のレジェンドの1人、齋藤の姿を最後の1秒まで目に焼き付けよう。

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

ひさだまんみ

最終更新:2023/06/19 20:01
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