片岡仁左衛門、37歳下愛人と哀艶道行たる“ウォーキング不倫”
#週刊誌スクープ大賞
“ニザ様”十五代片岡仁左衛門、37歳下愛人との馴れ初め
さて、今週の第1位は文春のこのお話。
私とほぼ同じ年だが、とてもそうは見えないカッコいい姿勢、身なり、連れている女性まで一味も二味も違うのである。
文春は「噛みつき不倫」などという無粋なタイトルをつけているが、私なら「道行」といいたくなるような、絵になる2人である。
私には十五代片岡仁左衛門というより片岡孝夫というほうがしっくりくるが、今や歌舞伎界を背負って立つ人間国宝「ニザ様」である。
その隣にいる女性は片岡より37歳下だという。
10月3日、温暖な気候の夕方、品川神社の境内にそびえる人口の山「富士塚」まで登ってきた2人は、そこに並んで腰を掛けた。
私も何度か行っているが、品川の前が埋め立てられる以前は、ここから品川の海が見渡せ、なかなかの絶景だった。
今は味気ない人工のビル群が見えるだけだが、この辺りは、落語『品川心中』や『居残り佐平次』の舞台である品川の宿だ。
歌舞伎役者が絵になる場所である。片岡は女性の腰に手をまわした。
堅物で、浮いた噂もなかった片岡に、日課のウォーキングに寄り添う女性がいると、歌舞伎関係者の間で噂になっていたのだろう。
彼女は壇蜜似の41歳。30代の頃から歌舞伎にはまり、片岡の魅力の虜になったという。
歌舞伎の資料を読み漁り、東京、大阪、京都の歌舞伎役者が集う居酒屋に通いつめたりしていたそうだ。
18年頃からは、片岡が出演する公演をすべて鑑賞する「全通し」をするようになった。それもかぶりつきだそうだから、カネもかかる。
そして彼女は片岡に、公演中毎日のように彼の自宅に手紙を書くようになったという。
19年2月、楽屋で入待ちをしているファンの前に片岡が現れ、彼女を見て、「この前、手紙に書いていた質問のことやけどな……」と話しかけたそうだ。
その後、片岡の開催する花見の会にも招かれるようになった。大阪のバーで、片岡と深夜まで飲み明かすようになる。
「ニザ様への溢れる思いを止められなくなったA子さん。二〇年二月に勤めていた大手アパレル会社を辞め、こう言った。
『これで仁左衛門さんの舞台を自由に観劇しに行ける』」(文春)
ウォーキングにも誘われるようになり、片岡から、「初めて会った時から惹かれた」といわれたという。
7月末に片岡から、「大阪に単身赴任中だよ」と連絡があったそうだ。新幹線に飛び乗り、喫煙家の彼のために、喫煙できる部屋を取ったという。
文春によると、片岡には噛む癖があるそうだ。それはホテルだけではなく、ウォーキング中にも噛まれることがあるという。
だがそんな噛み痕も愛の証だと、彼女は思っているようだ。それから何度か、文春は高級ホテルで逢引きする2人を目撃している。
そんな彼女にも悩みがあった。片岡の公演を見に行き、ホテルに泊まれば、半端ではないおカネが要る。そこで彼女は、大阪ミナミの熟女キャバクラで働き始めたという。
文春がニザ様を直撃する。
――A子さんは特別な関係の方ですか?
「いやいや全然」
――どういったご関係?
「いや別に……うん」
A子にも聞いてみると、
――歌舞伎俳優の仁左衛門さんをご存じでしょうか?
「えー、わかんないです。歌舞伎見たことないです」
彼女の中では、2人のことが知られたら、ニザ様に会えなくなってしまうかもしれない。そんな不安が胸いっぱいにこみあげていたに違いない。
不倫記事を読んで珍しく、「いいじゃあないか2人が幸せなら」と思った。ドリフの仲本工事が、超年下の事実婚妻に裏切られ、失意のうちに亡くなってしまったのではないかという記事を読んでいたこともあるのだろう。
人間国宝の片岡仁左衛門は、今人生の楽しさを精一杯味わっているのかもしれない。奥さんには失礼になるが、大目に見てあげてくれませんか。そういいたくなる不倫話である。
【巻末付録】
まずはポストから。
「安齋らら『神乳宙吊り』カレンダー2023」「なをん。熟果(なりもの)なり 凪ひかる」
「乙陽葵(おつひまわり・20)“乙パイ”をどうぞ!」「澄田綾乃 胸騒ぎの腰つき」
お次は現代。
「インリン 永遠の『M』」
袋とじ「可憐な美裸身が帰ってきた 小島可奈子」「ありのままで……兒玉遥」「ザ・クイーン・オブ・レースクイーン 降臨! 川瀬もえ」
袋とじ「逆襲の袋とじ 伝説のエロ天使、復活 桃園怜奈」
私の好みはレースクイーンの川瀬もえだな。目から鼻にかけての“表情”がとてもいい。今週のナンバー1だ。よって今週も現代の勝ち!
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