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滝沢氏の退社はやはり事務所との経営方針の違い? ジャニーズは「もっと厳選すべき」

ジャニーズアイランドの新社長井ノ原快彦の経営手腕は?

城下 滝沢さんは故・ジャニー喜多川さんの後継者となるべく、タレント活動をすっぱりやめて裏方に専念してきました。滝沢さんの願いは“ジャニーイズム”を次世代につないでいくこと。ただ、それを実現するためには経営上の問題など思いも及ばないことが多々ある。できることはすべてやりきった。「もういいかな」というところがあって、退社を決意したのではないでしょうか。

 滝沢さんはタレント活動を引退したときも潔かったですし、その後も一切表舞台に出てきていない。一度決めたことは徹底している。だからこそ2019年からたった3年でこれだけ業績を残した。

――これからどうなるんでしょうか。

城下 ジャニーズアイランドの社長は井ノ原快彦さんが務めると発表されています。井ノ原さんは人がいいですし面倒見もいいので引き受けたのだと思いますが、タレント活動を継続していますから、滝沢さんのような形で若手育成に専念するわけではないと思います。おそらくサポートする人を別に立てるでしょう。

 滝沢さんはタレント業に戻る気はないようです。一部報道に病気説が出ましたが、それはないと思いますよ。しばらくのんびりしながら、どうやってジャニーイズムをつないでいくのかじっくり考えるのだと思います。僕としては、新たなプロデュース業や舞台関係の仕事への進出を期待しています。

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2022/11/09 13:00
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