トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 「わかめラーメン」いつもと違う新作3品

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビュー

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像1
筆者撮影、以下同

 やたら「ペヤング」率の高い本連載ですが、カップ麺はペヤングだけにあらず。他社にも「ペヤング」に負けない定番ブランドがあります。

 そんなブランドのひとつがエースコックの「わかめラーメン」。1983年に石立鉄男さん出演のCMで「お前はどこのわかめじゃ?」をキャッチフレーズに大ヒット。現在は柳沢慎吾さん出演で、石立さんのCMをリメイクしています。

 今回は、その「わかめラーメン」ブランドから最近発売された変わり種3商品をレビューします。富山ブラックを思わせる「BLACKしょうゆ」、名店「ぜんや」や「味の大王」とコラボした「塩味」&「カレー味」の3品です。

たまり醤油と黒胡椒、まさに富山ブラック!
「わかめラーメン BLACKしょうゆ 黒胡椒仕立て」

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像2
「わかめラーメン BLACKしょうゆ 黒胡椒仕立て」(2022年10月31日発売)

まずは、「わかめラーメン BLACKしょうゆ 黒胡椒仕立て」214円(税別)。「BLACK」のラーメンといえば、まず思い浮かぶのが、濃い醤油と黒胡椒の真っ黒で刺激的な「富山ブラック」。「富山ブラック」インスパイアのわかめラーメンでしょうか。

 最近は日本でもだいぶ広まってきた安売り日「ブラックフライデー」が11月25日にやってきますが、この商品は「ブラックフライデー」をイメージした商品とのこと。黒いだけで激安ではないですけどね。

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像3
たまり醤油の真っ黒スープ

 たまり醤油を使った濃い醤油味のスープに、黒胡椒を加えています。これは紛うことなきわかめラーメン版の「富山ブラック」。実際の富山ブラックは塩気が強すぎてご飯がほしくなるし、胡椒が辛くて水もほしくなりますが、今回はそこまでの刺激はなく、わかめラーメンらしくマイルド仕上ありとなっていました。

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像4
黒胡椒がたくさん入っている

 黒胡椒は、粉末スープと別添「スパイス」に入っており、スパイスをスープに溶かし切ると、富山ブラックとしてはマイルドでも体が熱くなるレベルで効いてきます。いつものわかめラーメンにもスパイスが入っており、おいしさの重要な要素となっていますが、今回のスパイスはそれとはまったく別物。

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像5
スープに浮く粒ごま

 いつもの「わかめラーメン」に比べると油分が少なく、こってり感はほとんどありません。味の奥行き、深みではいつものわかめラーメンに分がありそう。

 ただ、しょうゆの濃さと黒胡椒の強さで押す中で、わかめラーメンの特徴のひとつであるごまの風味がしっかり感じ取れたのはよかったです。いつもとは色も味も違いますが、わかめラーメンらしさはきちんとありました。

「わかめラーメン」で富山ブラック、塩、そしてカレー!? いつもと一味違う新作3品をレビューの画像6
わかめたっぷり

 具は、わかめ、コーン、ごま。いつものわかめラーメンに入っているメンマはありません。わかめはいつもよりやや少なめですが、それでも十分に量は多く、濃いスープの中にあってもわかめの風味が活きていました。

 醤油の濃さやスパイスの強さは、わかめの磯風味やごまの風味を阻害しない、「頭文字(イニシャル)D」ばりにギリギリのレベルで攻めていることがよくわかる味でした。わかめラーメンらしさが大事にされています。

 

123
ページ上部へ戻る

配給映画