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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #27

『旅サラダ』中丸雄一に“相方”誕生!? サバジェンヌとのサバらしい熟成コンビ感

中丸、息をするようにボケる“相方”を引き気味にツッコむ

 番組後半では、サバ缶を使ったサバ料理が登場した。作ったのは、中丸本人である。

 できあがったのは、3品。あえて身を大きめにしたサバと大根とタマネギのお味噌汁、サバなす味噌、サバ高菜という豪華な朝食だ。3品も作ったなんて、サバらしい!

 特に目を引くのは、お味噌汁だ。サバ缶を入れるという発想は、少なくとも筆者にはなかった。しかも、缶汁がそのまま出汁代わりになるのだ。だから、出汁いらずである。これを中丸は自ら試食した。

「簡単に作ったわりに……『わりに』つったら失礼だな。メチャクチャおいしくできてる!」(中丸)

 サバなす味噌もおいしそうだ。

「これも、味噌煮缶ブッ込んだだけです」(中丸)

 いや、言い方よ……。

 とはいえ、やはり全部おいしそうだ。筆者は朝食を済ませた後に「なかまる印」を見ていたが、中丸のせいでサバ缶が食べたくなってしまった。というか、ロケの一環で料理する機会が増えた中丸。普通に腕前が上がっており、レギュラー全員が“家事初心者”を名乗る『家事ヤロウ』(テレビ朝日系)のコンセプトにそぐわなくなってきている気がするのだが……。

 一方のサバジェンヌは満足顔。中丸が作った3品の料理は、彼女から合格点をゲットしたみたいである。

サバジェンヌ 「サバらしい(素晴らしい)ですよ、美しくて。サバらしい~(素晴らしい)、サバらし(素晴らしい)すぎる!」

中丸 「えっと、今、初めて(番組を)ご覧になられた方は驚くかもしれませんけど、(サバジェンヌを指しながら)サバ大好きで、サバの冗談言う人です」

 サバジェンヌの紹介が雑すぎる中丸。「サバらしい」連呼を冷静に捌く(サバく)仕切りは、コンビとしての熟成を表している。

 息をするように「サバらしい」を挟みたがる相方に、荒くツッコミを入れる中丸。2人から、いいコンビ感が漂っているのだ。だから、ロケとしてある意味、安心できる。サバジェンヌの熱量をサラッと受け流せるのは、「マジっすか」で1度サバジェンヌを体験していたからに違いない。

 衝撃だったのは、この時間帯あたりから「サバジェンヌ」がTwitterのトレンドワード入りを果たした事実だ。いよいよ、世の中がわからなくなってきた。

中丸 「サバっていうのは、潜在能力を我々はもっと評価してもいいですね」

サバジェンヌ 「本当にサバって、地球を救えますね!」

中丸 「地球を救えますよ」

 相方の熱量をスルーしっぱなしの中丸。

 さて、このコーナーは最後に「なかまる印」ステッカーを贈呈するのが恒例だが……。

中丸 「というわけでステッカー、お世話になったんでもらってください」

サバジェンヌ 「ありがとうございます」

 サバジェンヌにあげるのかよ! そのステッカーは、出店の人たちにあげるべきだろうに。サバジェンヌに手渡しながら、中丸も笑っちゃってるし。

 サバらしい中継だった。

 

<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/11/05 06:00
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