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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #27

『旅サラダ』中丸雄一に“相方”誕生!? サバジェンヌとのサバらしい熟成コンビ感

『旅サラダ』中丸雄一に相方誕生!? サバジェンヌとのサバらしい熟成コンビ感の画像1
中丸雄一と“相方”さん。『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【発掘!ニッポン なかまる印】のその合間に・・・#13」より

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるKAT-TUNの中丸雄一。10月29日放送回で彼が訪れたのは、長崎県松浦市であった。

 同市は多くの魚が水揚げされる漁業の町。今、ここで旬の魚といえば、サバだそう。中でも、10~2月に長崎県の五島・対馬海域で獲れる400グラム以上の真サバは「旬(とき)さば」と呼ばれ、ブランドさばとして認定されているようだ。

 いや、正直言って長崎にサバのイメージはなかった。あと、サバといったら、どうしても“笑福亭鶴瓶の苦手な食べ物”というイメージが筆者には根強い。

 兎にも角にも、今回の「なかまる印」は、このサバにスポットを当てるらしい。

 はて? 前回(10月23日)放送の『シューイチ』(日本テレビ系)における、中丸のコーナー「マジっすか」でも、彼はサバを特集していた気がする。そのときは、年間300匹もサバを食べる全日本さば連合会の広報で、“サバジェンヌ”を自称する池田陽子さんを紹介していたはず。なのに、『旅サラダ』でもサバ!? 最近、中丸はサバづいてるんだな。

 ……なんてことを思っていたら、向こうのほうから突然、面倒くさそうな女性が登場した。

女性 「いやぁ、(サバが)美しいですね。松浦はサバもスゴイんです! 旬さば、綺麗ですね!! (中丸のほうを向いて)お疲れサバです」

中丸 「お疲れさ……あっ、お疲れサバです? ちょっと、急に変な人が出てきましたけど。不審者の方ではないですよね?」

 サバ……いや、ヤバそうなこの女性が、まさに“サバジェンヌ”池田さんだ。先週の土曜以来、再会が早い2人。中丸とサバジェンヌが、局をまたいでまさかの2週連続共演だ。

 地上波で中丸の冠コーナーは「なかまる印」と「マジっすか」しかないのに、こんな短期間で企画が被るのは、偶然なのか出来レースなのか? まあ、土日の朝の番組を担当していたら、旬のグルメ企画の内容が被ることもあり得る……と、好意的に解釈しておこう。2週続けての共演、お疲れサバです。

 というか、前任リポーター・ラッシャー板前時代は、地方局の女性アナウンサーが進行役を担当し、リポーターが中丸に替わってからはそのシステムをやめた(ジャニーズファンに配慮したため?)のに、サバジェンヌとの共演はなぜかOKなんだな……。

「(サバジェンヌを見ながら)今日のお召し物も、ちょっとサバっぽいですけど」(中丸)

 サバっぽい衣装って何よ? ブルーのコートに紫のマフラーを巻いた出で立ちのサバジェンヌ。これって彼女が気を利かせ、KAT-TUNにおける中丸のメンバーカラー・紫をわざわざコーディネートに散りばめた結果なのでは。気付いてあげてほしい。

中丸のテンションが1番低いという、前代未聞の状況に

 なぜ、いきなりサバジェンヌは現れたのか? その理由は、日本全国の鯖グルメが集結するイベント「鯖サミット」が、この地で3年ぶりに開催されるからである。

 放送当日は、ちょうど「鯖サミット」の初日。北から南まで24ブースの鯖グルメが、同イベントに出店するらしい。中丸&サバジェンヌは、それぞれのブースを端から1軒ずつ紹介していくつもりのよう。ガイドは、もちろんサバジェンヌだ。

「ぜひ召し上がっていただきたいのが、博多の郷土料理の胡麻さばをアレンジした、旬さばの胡麻さば!」

「石川県からは、天然調味料・いしるに漬け込んだいしる干し! 酒のつまみに最高、ごはんに最高ですよね!!」

「そして、こちら! 東京のホクトカレーさん。今、サバカレーがブームなのご存知ですか? 非常にサバダクなカレーなので、ぜひ召し上がっていただきたいところであります」

 3年ぶりの「鯖サミット」開催である。きっと、サバジェンヌもテンションが上がっているのだろう。中丸が進行するコーナーのはずが、中丸に口の挟む余地がまったくないのだ。自らのホームに昂るサバジェンヌに比べ、明らかに引き気味になっている中丸。スタジオのレギュラー陣は困惑しつつもリアクションを取っており、現場リポーターのテンションが1番低いという前代未聞の状況に陥っている。

 中丸より目立つ人材を起用したのは、果たして英断だったのか悪手だったのか? 「妙に進行が慣れてるな」と思い調べてみると、どうやら“サバジェンヌ”池田陽子さんは芸能事務所・浅井企画に所属している模様。どうりで、中丸よりしゃべりがうまい……。

 ただ、中丸も楽をしっぱなしじゃない。サバジェンヌのテンションに押されながら、次第に引き気味のツッコミを繰り出していったのだ。たとえば、中丸が胡麻さばを試食した直後のやり取りは、以下。

中丸 「これ、お茶漬けとしてもいけるんですか? ちょっとねっとり感もあって」

サバジェンヌ 「そうなんですよ。旬さばの良さを最大限に引き出してあって、本当にサバらしい(素晴らしい)です!」

中丸 「びっくりした……。すぐ、サバにかけますね」

 1缶1000円もする旬さばの缶詰を中丸は試食、その直後のやり取りは以下である。

中丸 「うわっ……、ムチャクチャうまい! これ、お値段納得のお味ですね。缶詰っぽくない」

サバジェンヌ 「生きてる感じが、もう全開!」

中丸 「いや、ちょっと生きてるはわかんないですけど」

 サバ缶を片付けながら、サバジェンヌを一瞥もしない中丸。ノールックで塩対応のツッコミを入れてみせたのだ。まだ2回会っただけだろうに、この雑さ。サバジェンヌのワケわかんない発言を華麗に受け流す中丸の対応は、まったくもって正解だろう。サバジェンヌの扱いに、彼は早くも慣れている。

 サバジェンヌもめげていない。番組を見る視聴者に、彼女は呼びかけた。

「本当にドサーッと(ブースが)ありますので、もうぜひ! 皆さん、鯖グルメをむさぼっていただきたいですね!」(サバジェンヌ)

「むさぼる」って言い方よ……。愛と熱意は伝わったけども。

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