『鎌倉殿』小栗旬も心配? 松本潤、誰もが知る家康を演じる重責と苦悩の日々
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2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の放送開始に合わせて、主人公の徳川家康を演じる松本潤が長髪をなびかせるポスターが公開されている。静岡県、愛知県など東海地方向けに制作された先行ビジュアルとなり、特定の地域専用にポスターが制作されるのは初めてという。
「ポスターはNHKの静岡放送局や静岡市役所、浜松市役所に掲示されています。地元の人はもちろんのこと、嵐ファンも掲示が開始された10月31日には、遠征してポスターを見にいっているようです。家康の足跡を巡るために観光もしているようで、経済効果も期待できる。放送前からポスターが大成功となっていて、松本にとっても幸先のよい出だしですね」(スポーツ紙記者)
松本は家康縁の地を巡る番組『どうする松本潤? 徳川家康の大冒険』(BSプレミアム)シリーズにも出演するなど、事前のプロモーションにも積極的に参加している。
NHKも松本も、来年の大河に懸ける思いは、相当なものだという。
「年末の『紅白歌合戦』には、スペシャルナビゲーターとして同じ嵐の櫻井翔が就任した。これは、松本との共演を想定したものでしょう。松本も、家康の衣装で紅白に登場すると言われています。審査員には、現在『鎌倉殿の13人』で主演の小栗旬も予定し、番組総出で『どうする家康』をプロモーションするつもりです」(同上)
『どうする家康』は今年6月からクランクインしており、かなりの部分が収録済み。撮影スケジュールにある程度、余裕があるため、年末からは松本を中心としたマスコミ向けの取材会を一気に開始し、プロモーション攻勢をかけていくという。
しかし同作には、懸念点も多いのだとか。
「松本さんは家康の人物像を作り出すのに、かなり悩んでいるようです。これまでも数多の名優が演じてきた家康ですが、制作陣からは“松本潤ならでは”の家康を求められている。日本人ならば、すべての人が知っていると言っても過言ではない偉人だけに、新しい家康像を作るのは至難の業でしょう。松本はこれまでもさまざまなドラマや映画で主演を担当してきましたが、まだ自分の色というものを確率しているわけではない。今回の家康役は俳優人生を賭けたドラマなので、まさに『どうする松本』という状態です」(民放関係者)
そんな松本の苦悩を見て、大河のバトンを受け渡すことになる小栗も心配をしているという。もともと親友だった2人は、これまでも演技論を交わすことが多々あったが、最近は主に小栗が松本をバックアップする立場になっているとか。
「すでに『鎌倉殿の13人』はクランクアップしており、小栗と松本は時間を見つけて頻繁に飲みに行っているようです。その席で小栗は、大河の座長としての振る舞い方や、スタッフ、共演者への接し方まで細かく教えている。松本も初大河主演ですし、長期での撮影のノウハウを知りたがっている。小栗はこれまで培った経験をすべて松本に伝授する勢いで、そのかいもあり、松本はクランクイン初日には、出演者やスタッフに豪華うな重の差し入れを数十万円の自腹で行う心遣いを見せた。これも、小栗からのアドバイスがあったからだとか」(同上)
友人のピンチをサポートしている小栗。大河の主演を務める者にしかわからない苦悩を感じてか、取材会でも松本の援護射撃を行ったことも。
「小栗は今回の大河で北条義時を演じましたが、歴史マニアでも知らないようなマイナーな武将でした。だからこそ、自分なりの義時をいい意味で勝手に解釈し、演じてみせ、大成功したんです。一方、松本の演じる家康はそうはいかない。大河ドラマはシニアの熱狂的なファンもいますし、歴史マニアも毎シーズン注目している。SNSなどでも酷評されたり、時代考証の粗探しをされたりすることは日常茶飯事で、松本はそういった“うるさ型”からの格好の餌食になる可能性が高いでしょう。小栗は、自身の取材会でも家康を演じる難しさを話していますし、NHKのスタッフにもしっかりと松本をサポートしてほしいとお願いをしているようです」(スポーツ紙記者)
来年の放送を控え、早くも大きな注目を集めている『どうする家康』。小栗からのサポートも受けながら、松本は難役・家康を演じきることができるのだろうか。
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