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「ジャニーズ公式カレンダー」に異変! Jr.枠の減少と滝沢秀明氏の退社の関係は?

「ジャニーズ公式カレンダー」に異変! Jr.枠の減少と滝沢秀明氏の退社の関係は?の画像1
11月1日にジャニーズから離れることを公式発表した滝沢秀明。

 毎年恒例のジャニーズ公式カレンダー。来年3月上旬に発売される「ジャニーズ公式カレンダー2023-2024」の詳細が明らかになった。

 ジャニーズ事務所と関わりのある出版社が、それぞれ1グループを担当して発売する公式カレンダー。昨年は、「Hey! Say! JUMP」、「Sexy Zone」、「ジャニーズWEST」、「King & Prince」、「SixTONES」、「Snow Man」、「なにわ男子」、「ジャニーズJr. BLUE」、「ジャニーズJr. RED」、「関西ジャニーズJr.」の10種類が発売されている。

 一方、今年はHey! Say! JUMPがカレンダーから卒業し、世界デビューを果たした「Travis Japan」が初のカレンダーを発売。また、ジャニーズJr.については、RED、BULE、関西ジャニーズJr.の3種類だったのが、今年はジャニーズJr.と関西ジャニーズJr.の2種類。昨年から1種類減って、合計9種類が発売されることになった。

 気になるのは、各出版社が担当するグループだ。昨年、小学館から発売され、売り上げNo.1だったSnow Manのカレンダーは、今年は講談社が担当。小学館は、なにわ男子のカレンダーを発売する。

 その他のグループは、King & Princeがマガジンハウス、SixTONESが新潮社、ジャニーズWESTが光文社、Sexy Zoneが主婦と生活社、Travis Japanが集英社、ジャニーズJr.がワニブックス、関西ジャニーズJr.がワン・パブリッシングから発売。また、昨年ジャニーズJr.REDのカレンダーを発売したホーム社は、今年のラインナップから外れている。

「ホーム社は集英社の子会社なので、バランスを取った形なのでしょう。ただ、その集英社がまだまだ認知度が低いTravis Japanの担当で、若干の“ハズレくじ感”があるのが気になります」(出版関係者)

 そして、何かと物議を醸しそうなのが、ジャニーズJr.のカレンダーが2種類から1種類に減ったことだろう。

 ジャニーズJr.には、近い将来メジャーデビューすると目されている「美 少年」、「HiHi Jets」のほか、バンドスタイルの「7 MEN 侍」、滝沢秀明氏が名付け親の「IMPACTors」、「少年忍者」、「Boys be」、「AmBitious」、「Go!Go!kids」と、多くのユニットが存在。さらに関西ジャニーズJr.には、「Aぇ! group」、「Lil かんさい」が控えている。

「今のJr.には人気メンバーが多く、カレンダーが東京のJr.と関西Jr.の2種類では足りないくらいです。しかも、メジャーデビューが濃厚とされている美 少年、HiHi Jetsもいるわけで、それらの人気メンバーの扱いが徐々に悪くなってきているようにも見えます。

 ここ数年は、Jr.からメジャーデビューするグループが多く、今後もこの路線が続いていくものと思われていたんですが、Jr.のカレンダーが減ったことで、必ずしもそうではなさそうな空気になっています。それこそ、美 少年やHiHi Jetsのメジャーデビューも絶対的ではないのだろうなという感じ。Jr.の育成に力を注いでいた滝沢秀明氏がジャニーズアイランドの社長とジャニーズ事務所の副社長から退任したことが影響しているのでは……なんて、勘ぐってしまいます」(音楽業界関係者)

 滝沢氏の退任の背景には、藤島ジュリー景子社長との確執も噂されている。

「Jr.からのメジャーデビューに力を入れる滝沢氏と、既存のグループの人気拡大を優先したいジュリー社長との間に、方向性の違いがあったと見るのは自然です。公式カレンダーのJr.枠が1つ減ったのは、まさに滝沢体制の終了を象徴するものなのかもしれません」(同)

 メジャーデビューを夢見てレッスンを続けている若きジャニーズJr.たちは、この状況をどう感じているのだろうか──。

 

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/11/04 21:00
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