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『ラヴィット!』北朝鮮ミサイル報道の中で約50分遅れ、明るいスタートに安心の声

『ラヴィット!』北朝鮮ミサイル報道の中で約50分遅れ、明るいスタートに安心の声の画像1
ラヴィット!』(TBS系)ウェブサイトより

 3日放送のTBS系『ラヴィット!』は北朝鮮から弾道ミサイルと思われるものが発射されたことを受け、通常より49分遅れてスタート。ニュース速報が鳴る中でマグロの解体ショーが行われるなど、日本でいちばん明るい朝番組をやり切った。
 
 司会の麒麟・川島明が「祝日らしく穏やかで明るい放送にしたいと思います、よろしくお願いします!」と元気よく挨拶して番組はスタート。
 
 その2分後には体長150センチ重さ62キロの本マグロがスタジオに運ばれ、解体ショーが行われた。
 
 解体ショーが始まると、解体人の「よいしょ」の声に合わせてスタジオメンバーも「よいしょ!」と大盛り上がり。ミサイルについてのニュース速報がテロップで流れる中でも、「よいしょー!」「よいしょー!」と元気にショーが行われていた。
 
 解体が終わると、いよいよ試食。スタジオメンバーが「おいしいおいしい」とネギトロを食べている中、川島は「これなんでMCは食べられないの……」とポツリ。ひとつ余っていたことから川島はTBS田村真子アナウンサーにジャンケンを仕掛けるのだが、川島は負けてしまう。田村アナは「はっ!!」と悲鳴を上げ「すみません川島さんの分だったんですけど……」と申し訳なさそうにしていたのだが川島は「しょうがない。ジャンケンしてしまったから」と紳士らしく譲り、ネギトロを頬張った田村アナは「んーーーー!めちゃくちゃおいしいです」と良いリアクションだった。
 
 続いて赤身、中トロ、大トロが登場したのだがまたしても9皿。川島は遠慮する田村アナを無視して強引にジャンケンをするとまた負けてしまうおいしい展開。気を使う田村アナにNO STYLE・石田明は「おいしい顔川島さんに見してあげて!」とふって、田村アナは一口食べて「おいしい!」と川島を振り返る。寂しそうな、なんとも言えない川島の表情が映るとスタジオは大爆笑となっていた。
 
 このあとも失敗すると本当に電流が流れる電撃イライラ棒対決、サンシャイン池崎とBKBのコンビ「シャウト」のハイテンション漫才などスタジオは大盛り上がり。ネット上には「ミサイルの報道が多い中で、いつも通りのラヴィットに安心するわ」「ラヴィットちゃんとバカ明るくて助かる」「ラヴィット普段どおりの朝をありがとう!」とこの放送に感謝するコメントが寄せられていた。
 
 そして番組の最後には前日から予告していた重大発表が。 THE BLUE HEARTSの『1000のバイオリン』に乗せて1年8カ月分のおもしろ名シーンが流れると「2022年年末ラヴィット! 初のゴールデン特番を放送します」という文字が写し出された。川島が嬉しそうに特番の報告をすると石田は「今のVは完全に終わる流れでしょ」と感動的に編集されたVTRにツッコミを入れていた。
 
 この日は、オープニングコーナーのみで放送は終了。それでも、番組が掲げる「日本でいちばん明るい朝番組」にふさわしく、最後には嬉しいサプライズまで待っていて、心配なニュースの中で落ち込んだ視聴者の心を支えてくれる放送となった。

 

 

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/11/04 08:00
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