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『silent』で話題のSnow Man目黒蓮が二宮和也、キムタクを超える日

『silent』で話題のSnow Man目黒蓮が二宮和也、キムタクを超える日の画像1
フジテレビ『silent』オフィシャルサイトより

 今年だけでも、主演ドラマ『マイファミリー』(TBS系)のほか、映画『TANG タング』に出演し、話題の戦争映画『ラーゲリより愛を込めて』の公開も12月9日に控えている嵐の二宮和也。ジャニーズきっての演技派俳優として人気だが、そんな二宮よりもテレビ・映画関係者の間でもっか注目を浴びているのが、Snow Manの目黒蓮だという。

 来年には、民放各局と映画スタッフの間で「目黒の争奪戦が起きるだろう」とも予想されている。

「180センチを超える長身を活かし、主にモデルとして活躍してきた目黒の転機となったのが、先輩の木村拓哉が主演を担当しているドラマ『教場II』(フジテレビ系、2021年)でした。役のために髪を短く刈り込み、冷静な性格の警察学校生を演じた。普段、目黒がアイドルとしては見せない鋭い眼差しも印象的で、同ドラマでの好演技が認められ、直後から映画やドラマのオファーが増えるようになったんです」(民放関係者)

 そんな目黒の演技が注目されているのが、現在放送中の川口春奈主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)だ。

 同ドラマは、TVerでの初回見逃し配信再生数が443万回を超え、民放歴代最高を記録。さらに、10月27日放送の第4話も603万再生と、“歴代最高”を更新しっぱなしだ。

 視聴率は10%以下を推移しているものの、放送前後にはTwitterの世界トレンドでキーワードが1位を獲得するなど、ネット世代の若者を中心に人気が広がっている。広告代理店関係者も「新しいドラマの形として注目している」と太鼓判を押す。

「同作のストーリーは、29歳の新人作家・生方美久氏が脚本を担当したオリジナル。登場キャラは、川口と目黒のイメージで当て書きをしていて、特に想のイメージは目黒に驚くほどマッチしています。

 目黒が演じる想は、高校時代に勉強やスポーツで脚光を浴びる青春を送りながら、突然耳が聞こえなくなる『若年発症型両側性感音難聴』を発症し、生活が激変する役どころ。目黒は想の心境の変化をしっかりと演じられています。川口演じる紬や、鈴鹿央士演じる湊斗と再会することで本来の笑顔を取り戻していくのですが、戸惑いながらも少しずつ自信を取り戻していく表情が上手で、感動を呼んでいます。

 圧巻だったのは、親友だった湊斗と8年ぶりに向き合った場面。病気を隠して2人の前から消えたことの後悔や、親友と久しぶりに会えた喜びなど、絶妙な感情をうまく表現していた。しかも、その場面では想がはじめて家族以外に声を発する重要なシーンもありました。そのなんとも言えない絶妙な声質が、孤独や葛藤を表していたんです。また、声を出さない設定の想らしく、接する人によって表情をうまく使い分ける演技もしっかりとできています」(民放関係者)

 話題のドラマで、きらめくような演技を披露している目黒。今後も、ドラマや映画への出演が目白押しだ。

「NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、航空学校編で国際線パイロットの父と、元CAの母を持つエリート・柏木弘明役を担当する。『silent』での想とは一転、クールでプライドが高い完璧主義者で、福原遥が演じる主人公・岩倉舞の恋の相手になると言われています。さらに、映画は12月2日に『月の満ち欠け』、来年3月には『わたしの幸せな結婚』と、2本も公開を控えている。いま、若手俳優として一番の売れっ子に躍り出ています」(同上)

 そんな目黒は、役者としてメキメキと実力を上げているようだ。

「礼儀正しく、現場では制作陣と熱心にディスカッションをしているようです。ただ、『silent』の撮影に入る前は、周囲のスタッフや共演者と距離をおいて、一切の話しをせずに、想になりきっている。そういった真摯な姿勢も高評価です。役によっていろいろな顔を見せてくれるので、大先輩のキムタク超えもすぐではと囁かれているほど。Snow Man自体の人気もありますし、来年放送のドラマ主演を各局が目黒に打診しているようで、一気にスターになりそうな気配が広がっています」(ドラマ関係者)

 注目株の目黒。ぜひとも、この調子で演技力に磨きをかけていってほしいところだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/11/04 09:00
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