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日刊サイゾー トップ  > 小室圭さん「合格ショック」に週刊誌は?

小室圭さんNY司法試験「合格ショック」を週刊誌はどう報じたか?

中居正広、盲腸ガンの発覚と神経質なプライベート

 今週の第1位は、元SMAPのリーダー・中居正広が、深刻な病で苦しんでいると報じた新潮にあげたい。

 2年前にジャニーズ事務所から独立して、個人事務所「のんびりなかい」をつくったが、登記された新宿の雑居ビルに新潮が行ってみたが、そこには税理士事務所の表札がかり、ノックをしても応答はなかったという。

 元SMAPで事務所に残った木村拓哉は役者として確固たる地位を築いているし、草薙など、事務所を出た3人は、各方面で売れっ子だ。

 だが、一番仕事も多かったはずの中居が、いま一つ冴えないのは、ジャニーズ事務所がかつてほど芸能界で力を持たなくなってきた証左なのかもしれない。

 10月22日、自分のラジオ番組でこう語ったそうだ。

「すいません、本当に。ラジオをお休みするのは僕、初めてですか。今までの歴史の中で。初めてかなあ。ご心配をおかけして申し訳ございませんでした」

 どこか張りなかったという。続けて、

「今僕50ですか。いろいろとガタがきてんのかな」

 彼がいうように、10月に立て続けに自分が持つレギュラーの番組を欠席したことが話題になっているという。

 中居は今、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)『中居正広のキャスターな会』(テレ朝系)『中居正広 ON&ON AIR』ニッポン放送)の3つのレギュラーを持っているそうだ。

 だが、『キャスターな会』2回欠席、『金スマ』1回、15日に放送の『ON&ON AIR』にも出演しなかったという。

 新潮によると、ここ数年、中居はいくつかの病を得ているそうである。2015年には喉に良性腫瘍が見つかり切除。翌々年には肝炎で10日程度の入院をしているという。

「中居さんは大の酒好きで知られ、芋焼酎やウイスキーも自宅に常備していると過去に語っています。体に良さそうということで、緑茶ハイを作り続けた時期も。最近は日本酒と、ご自身の中で定期的に飲む酒が変わるようです」(芸能デスク)

 今年の頭には、肝臓の数値が悪くなり、1カ月半禁酒していたが、4月の検査では肝機能の数値で「史上最高記録が出た」とラジオで話していたそうだ。

 独立のストレスなどもあったのかもしれないが、中居はもともと気難しい人間だという。

「初対面のスタッフには基本的に挨拶をしない、というかできない。局に着くと、真っ直ぐ楽屋に向かって、本番まで出てこず、気を遣ったスタッフが楽屋に差し入れをしても、無言のまま。基本的に、昔から慣れ親しんだスタッフにしか気を許さない方なんです」(キー局幹部)

 そうした性格のために、事務所をつくっても社員もマネージャーもいないそうだ。

 そのためこれまで目にしたこともなかった請求書の処理など、慣れない社長業もあり、ストレスが溜まっているようだ。

 一連の体調の本当の病状は何なのか? 事情を知る芸能関係者がこう話している。

「実は急性虫垂炎の手術と前後して、盲腸のがんに侵されていることが分かったのです」

 だが、そのタイミングで発見されたのは幸運だったという。盲腸のがんは日本人に増えている大腸がんの一つだが、自覚症状が起こりにくいため発見が遅れることが多いからだという。

 中居は都内の総合病院でがんを切除するための手術を決断したそうだ。極秘でやり、短期間で復帰する手はずだった。

 しかし、中居の手術は体への負担が重く、術後の状態も思わしくなかつたようだ。そのため入院が長引き、レギュラーの番組の収録も休まなければならなくなったというのである。

 回復に向かっているが、主治医からは、安静にして長期で療養したほうがいいといわれていると、新潮が報じている。

 10月20日に放送された今年のドラフト会議には11年連続出演しているが、今年は、病院から抜け出して、生放送をこなしたという。

 資産何十億円といわれる中居だから、これから生きていくのに困ることなどないだろうが、彼は生粋のテレビ人間だから、今の彼が持っている番組が打ち切られるのを不安に思っているそうだ。

 新潮は、彼は生き馬の目を抜く芸能界で四半世紀以上も渡世を続け、街を歩けば誰もが振り返る存在だから、培ってきた人気がそう簡単に失われるわけではないだろうと結んでいる。

 だがそうだろうか。中居も50歳。もはやアイドルというわけにはいくまい。彼より若くてかっこよくて面白いタレントは、毎年山ほどテレビに出てくる。

 一度、テレビから消えれば、中居も「あの人は今」になってしまう。絶頂期を知っているから、そこから滑り落ちる怖さを人一倍感じているのだろう。

 芸能人も、人気がなくなれば、ただの人以下になる。コロナで仕事が亡くなり、収入減に怯え、うつ病から自ら死を選んだ元人気者が何人かいた。

 そんな記事を読みながら、俺はそうはなりたくない、そう、考えたとしてもおかしくはない。だが、芸能界は非情である。視聴率がとれなければ、ボロ雑巾のように捨てられる。
 中居正広は、今、一番難しい人生の“岐路”に立っているのだろう。(文中一部敬称略)

【巻末付録】

 まずはポストから。

「なをん。天使の143 星まりあ」。何とこれ1本。確かに可愛い子だが、これで勝負しようというのは自信の表れか、それとも、ヘアヌードは極力少なくしていこうという方針か?

 お次は現代。

「シリーズ 女優という人生 寺島しのぶ カルマの向こう側」。いろいろな顔を持った女優である。醜女にも美女にもなれる。貞淑な妻も演じられ、男に狂う女性も演じられる。私は好きだな。

「性春の研究カラー あなたはなぜ『パンツ』が好きなのか」

 袋とじ「今最も官能的な女 染谷有香 Gの背徳全裸」「売れごろビキニ 平嶋夏海」「うたたね翠 えちえち♡にゃんにゃん」

 袋とじ「悩乱の現役女子大生 宍戸里帆」

 これでは比較にならない。今週は現代の大勝である。

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2023/02/28 10:59
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