中森明菜、紅白出場はやっぱり無理そう 目玉を失ったNHKが目論む“逆転サプライズ”
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今年デビュー40周年を迎えた中森明菜。8月には突如として公式ツイッターアカウトを開設し、新事務所に移籍して活動再開に向けて動き出していることを明らかにした。そんな明菜については、今年のNHK『紅白歌合戦』に出場する可能性が高いとも囁かれているが、どうやら暗雲が立ち込めているという。
10月27日発売の「女性セブン」2022年11月10・17日号(小学館)は、明菜の紅白出場が危ぶまれていると報じた。記事によると、旧事務所から新事務所への引き継ぎが完了しておらず、周囲はまだ混乱している状態であるとのこと。さらに、明菜は半年前から精神状態や体調が芳しくなく、“やっぱり人前に立てない”、“怖い”などと話しているというのだ。
「もともと、明菜の体調を見ながらゆっくりと活動再開を進めていく予定だったはずです。しかし、突如としてツイッターアカウントが開設されたことが大きく報じられ、さらには“紅白濃厚”と扱われてしまった。実際には何も決まっていない状態だったのに、周囲やメディアが騒ぎすぎてしまった部分もあるでしょう。まあ、活動再開するにしても、まずはファンの前で元気な姿を見せて、そこから徐々にいろいろなメディアに出ていくのが通常のパターン。何もない状態からいきなり紅白の話が立ち上がってくるのは、たしかにかなり早急すぎました」(レコード会社関係者)
明菜の活動再開が遠のいたことで、今後のNHKの動きも気になるところだ。
「NHKは毎年の紅白歌合戦で“目玉”を用意しなくてはならず、今年は明菜がそれだったわけです。また別の大きな目玉を探して、ブッキングしなくてはならないのは、相当大変ですよ。紅白は若者向けにシフトしていると入っても、結局40代、50代以上がメインのターゲット。その世代に対して明菜以上にアピールできる歌手は、なかなかいませんから」(同)
しかし、明菜の出場がペンディングになっているこの状況が、むしろNHKにとってのメリットだという見方もある。
「本当なら、放送直前に明菜の出場をサプライズ発表するのが一番盛り上がるパターン。でも、8月の時点で紅白出場の噂が出たことで、サプライズ感はまったくなくなってしまいました。そんななか、現時点で“いったん白紙”となって世間はあきらめムードになっています。
これでもしNHKがこれから明菜と交渉し紅白に引っ張り出すことができたら、逆にサプライズ感が増すんですよね。世間に一度ダメだと思わせたことで、明菜出場の価値がグンと上がる。NHKにとってはむしろチャンスともいえます」(テレビ局関係者)
とはいえ、明菜の体調問題こそ優先すべきなのは間違いないこと。紅白という大きな舞台に立つことはできるのだろうか。
「生出演ではなく、VTR出演という形もありうるし、別の場所からの中継で出演もありうる。いずれにしろ、明菜サイドの意向が最大限に反映される形になるでしょう」(同)
NHKにとっては意外と悪い状況ではなさそう。今こそ、交渉力を見せる場面だ。
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