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竹野内豊、一時はセミリタイア報道も フリーになって「オファーしやすくなった」理由

竹野内豊、一時はセミリタイア報道も フリーになって「オファーしやすくなった」理由の画像1
竹野内豊

 2021年いっぱいで、26年所属していた芸能事務所・研音を退社し、現在はフリーで活動している竹野内豊。その後、姉がマネージャーを務めているものの、SNSや公式サイトがなく、連絡がつきにくい状態となり、関係者が困惑していると報じられていた。

「たしかに退社直後は、竹野内さんの連絡先がわからず仕事のオファーができない関係者もいて、一部では“セミリタイア状態”だと言われていたんですが、今は変わらず精力的に仕事を継続しています。むしろフリーになってからのほうが忙しそうにも見えますね」(映画関係者)

 2023年には3本の出演映画の公開が決まっており、アサヒビール、森永乳業、タクシーアプリ「GO」など、CMにも多数出演。10月16日には『京都国際映画祭2022』に登場し、三船敏郎賞を受賞した。

「研音時代から引き継いでいる仕事も多いんですが、セミリタイアということではまったくありません。ネット上に窓口に関する情報がいないので、単純にそれまで関係性がなかった業界人が連絡を取りたくても取れないというだけの話。実際にやり取りすると、対応も迅速ですし、フリーになって仕事がしにくくなったということはないと思います」(メディア関係者)

 10月25日発売の「週刊女性」2022年11月8日号(主婦と生活社)では、2023年公開予定の映画『イチケイのカラス』の撮影現場で、4000円以上もする高級うなぎ弁当をスタッフやエキストラを含めた関係者全員に自費で差し入れしたことが報じられている。

「独立後の仕事としては最初の主演映画ですし、本当に気合いが入っていたということでしょう。事務所に所属していると、差し入れもマネージャーに任せっきりになりがちですが、独立後は竹野内さん本人が主導して決めているはず。そこで高級うなぎ弁当を差し入れるというのには、竹野内さんのモチベーションの高さがうかがえます」(前出・映画関係者)

 フリーになり、今まで以上に精力的に働いているように見える竹野内だが、さらに仕事の幅が広がっていく可能性もありそうだ。

「竹野内さんは、これまでは大手事務所の研音に所属していて、下手な仕事のオファーはしづらいという状況があった。でも、フリーになって前向きに仕事の取り組んでいるとなれば、これまでは『竹野内さんには……』と躊躇していたような役柄でもオファーしやすくなる。

 また、今は香川照之さんが性加害報道でテレビ界から干されてしまったことで、“ラスボス的悪役”の枠がいまぽっかり空いています。そこに竹野内さんを推す声も多く、これまでにはないダーティーな竹野内さんを見る機会があるかもしれません」(テレビ局関係者)

 俳優仕事だけでなく、バラエティー番組方面での活躍の可能性もゼロではない。

「研音時代は、竹野内さんに番宣以外ではバラエティー出演のオファーを出すことなんてほとんどありえなかったけど、今ならそう難しいことではないと思います。竹野内さんに、旅番組やグルメ番組のロケをお願いしてみたいですね……」(同)

 セミリタイアどころか、より親しみやすい俳優に進化したようだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/10/27 13:00
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