ペヤングなのにオチがない!?「九州もつ鍋風やきそば」をまじまじレビューしてみた
#カップ麺 #ペヤング #カップ麺一行3昧
博多もつ鍋の再現性がかなり高い具!
具として入っているのは、豚もつ、キャベツ、ニラ、輪切りの唐辛子。ニラの緑の中で唐辛子の鮮烈な赤が映える見た目からは、博多もつ鍋感が強く出ています。これまでも博多のもつ鍋を再現したカップ麺は他社からも出ており、抜群においしい商品もいくつかありましたが、見た目まで含めた再現性は今回のペヤングがいちばんかもしれません。
再現性はもちろんですが、キャベツやニラの量が多くボリュームがあるのはペヤングらしい部分ではないでしょうか。特にキャベツの多さは、もつ鍋らしさとペヤングらしさが共通する部分です。
ソースや野菜でもつ鍋の再現性がかなり高くなっている一方で、肝心の豚もつは小さいものが3つ入っているだけで、これまでのもつの入ったペヤングと比べてもかなり少なかったです。
ソースや野菜に力を入れすぎて、もつに回すはずのコストが力尽きたのでしょうか? 上記の写真はまたもやもつに寄りすぎたカットですが、コストが尽きてアップアップとか言いたいわけでは決してありません。
今回含めカップ麺で使われる豚もつは、もつ鍋のプルプルな牛もつとは程遠い、かたくて弾力の強い食感。どちらかというとホルモン焼きに近いものがあります。たくさん入っていても、もつ鍋の再現性は高くなるどころか低くなるまでありそうで、そのあたりを見越した上での少量なのかもしれません。
過去最高にツッコミどころがないペヤング!
ペヤングなら、おいしさだけではなく、楽しさやツッコミどころ、オチも期待するところですが、今回はおそらく過去最高にツッコミどころのないペヤングではないでしょうか。もつ鍋の再現性が高いソースと野菜に驚きで、どうにかオチをつけるとすればもつが少ないことくらい。
「獄激辛」や「ペタマックス」シリーズで痛めつけられていた時は、「もっとまともな商品作ってくれ」と切に思ったこともありましたが、こう真面目系が続くと、そろそろネタ商品が恋しくもなってきますね。お手やわらかな程度のネタ系にも期待したいと思います。
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