きしたかのブレイク間近!? 「チャンスの時間」iPhone14 日本最速チャレンジが放送前トレンド
#吉松ゴリラ
「おもしろいものを作る」を目標に日々切磋琢磨している若手芸人。当然彼らが同業者のお笑いを見るとき、その目線は必然厳しくなる。そんな芸人間で流行る番組は、掛け値なしにおもしろいと言っていい。この企画は現役の芸人をゲストに呼び、「最近芸人が一番笑った番組」を紹介してもらう対談企画である。
今回のプレゼンターは、芸歴12年目のAさん。
iPhone14 日本最速チャレンジ!がTwitterのトレンド入り
Aさん ぼくが最近一番笑ったのは、AbemaTVで放送されている「チャンスの時間」の、「丸4日野宿!きしたかのiPhone14日本最速チャレンジ」です!
ゴリラ これめっちゃおもしろかったですよね! 放送前に「#高野のiPhone」がTwitterのトレンド入りするほど、世間を巻き込んだ企画になった。
Aさん この企画は、新たに発売するiPhone14の行列に「きしたかの」の高野さんが1番先頭に並び、最初に購入し、各局のメディアに取り上げてもらう事を目標にした企画。この目標を実現する為に、表参道のAppleストアの前に4日間並び続けるという過酷企画もの。
ゴリラ 番組からの声かけもされていない中、高野さんを励ます為に、かが屋さん、ヒコロヒーさん、モグライダーともしげさん、三四郎小宮さんなど、約40人の芸人が現場を訪れてますよね。彼らの拡散もあって「番組放送前にバズる」という聞いた事の無い事態となった。
Aさん ぼくがこの動画をおもしろいと思ったポイントは、「企画の入り口と出口が全く違う」パターンになっている事。ガチで撮っているからこそ想定外の動きが出るわけで、それこそ「ドキュメントバラエティ」というジャンルの魅力。
ゴリラ 確かに企画が始まる前は、野宿しながら4日間並ぶ間のハプニングや、相方である岸さんのボケで笑いどころを作る事を想定していたと思うんですよね。しかし最終的に、感動を呼ぶドキュメント番組に仕上がった。もちろん想定していたパターンの一つではあったんでしょうけど、明らかに「机の前で出来上がる笑い」を超えてきてる。
Aさん 千鳥さんが「こんな綺麗なオチ初めて」と絶賛した通り、リアルだからこそ出来上がったこのオチもハンパ無くおもしろい。これも、ガチだから笑える。実際現場がバタついてる状況も伝わるし、何より演者の表情がリアル。作られたものではなくて、感情そのままの顔が映ってる。TVなんて百戦錬磨の芸人が出ているわけで、本来彼らは表情一つとっても一番ウケる顔を作って出る。こんなに素の顔が映る事自体が、超レア。
ゴリラ お笑いって突き詰めると、「どこまでリアルにできるか」に行き着くものですけど、今回の動画は逆で「リアルそのものが笑い」になってる。名作ですよね。
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