新潟5大ラーメン「長岡生姜醤油ラーメン」がカップ麺に! キラキラ淡麗スープの実力は?
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今回レビューするのは、2022年10月3日に発売された、東洋水産の「日本うまいもん 新潟長岡生姜醤油ラーメン」288円(税別)。 新潟県長岡市を中心に供されているご当地ラーメン、「長岡生姜醤油ラーメン」の味を再現した商品です。
今回の商品は、新潟県民なら誰もが知ってる、ラーメン情報に定評のある老舗地域情報誌「新潟komachi」(ニューズ・ライン)の監修。全国のご当地ラーメンを再現している「日本うまいもん」シリーズの商品です。
「長岡生姜醤油ラーメン」は新潟5大ラーメンのひとつ
新潟県には多くのご当地ラーメンがあり、「長岡生姜醤油ラーメン」は、燕三条の「燕三条背脂ラーメン」、新潟市の「新潟島あっさり醤油ラーメン」、「新潟濃厚味噌ラーメン」、三条市の「三条カレーラーメン」とともに、「新潟5大ラーメン」と称されています。
特に「燕三条」は、新潟以外のラーメン店でも多く供されていたり、カップ麺でも多く再現されているので、全国的に有名ですよね。
今回再現されている「長岡生姜醤油ラーメン」は、新潟県長岡市のご当地ラーメン。1960年代に誕生した長い歴史があります。豪雪地帯として知られる新潟の中でも特に雪の多い地域で、冬の寒さを癒やすために、体を温める効果がある生姜を使ったラーメンが根付くのは必然と言えるかもしれません。
発祥のお店として知られる「青島食堂」は秋葉原にも店舗があり、東京でも長岡ラーメンを楽しむことができます。また、東京・幡ヶ谷にある人気ラーメン店「我武者羅」は、「燕三条」と「長岡」の良いとこ取りをした「背脂生姜醤油ラーメン」を供しており、その味はカップ麺としても再現されていました。
「日本うまいもん 新潟長岡生姜醤油ラーメン」の中身をチェック!
定価300円近い高額商品らしく、別添袋が4つも入っており豪華! カップには麺のみが入っていますが、東洋水産の看板ブランドである「正麺カップ」と同じタイプのノンフライ麺です。
「かやく」の袋のみ、お湯を入れる前の先入れ。大きなチャーシューやメンマ、ナルト、ネギが入っています。
生姜がすっきりクリアな味を演出する醤油味スープ
豚骨のベースに豚脂などの油脂を浮かせた醤油味のスープに、生姜をしっかり効かせています。黒味の強い澄んだ濃口醤油の色ですが、色の濃さほどの塩辛さはありません。醤油のキリッとした塩気や風味、ほのかなニンニクや胡椒のパンチとともに、多少の甘みも感じられます。
スープ表面には豚脂などの油脂が浮いていて、こってりとまではいかないものの、スープの豚の旨みにさらに厚みを加えています。澄んだスープに浮く油がキラキラして、とても綺麗。新潟版「淡麗スープ」と呼びたいくらいです。
そして、主役の生姜。キラキラした油に生姜の風味がつけられています。油脂だけ舐めると結構強い生姜が感じられるのですが、実際スープに入れて麺とともに味わうと、ふわっと香る程度でガツンとくる感じはなく、やさしいです。
先ほど紹介した「我武者羅」カップ麺の生姜はガツンときて体がカッカするレベルでしたが、今回は汗をかくほどではありません。
生姜によって、醤油味スープの雑味を消し、すっきりクリアな味わいを作り出していました。色だけではなく味にも透明感があり、この透明感たるや「三井のリハウス」や「ポカリスエット」のCM女優に起用されてもおかしくないレベル。
今回の生姜は醤油味の透明感を引き立てる名脇役となっていますが、もし刺激が物足りないならば、マイ生姜をトッピングするのはありだと思います。あんまり入れ過ぎるとスープのすっきり感がなくなってしまいそうですが、チューブのやつを指先半分くらい入れてもバランスを保つことができるくらいには、スープの醤油味や豚の旨みがしっかりしています。
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