サイゾーが(また)過激なホラー公開!映画『オカムロさん』に映倫「首切られすぎ」
#オカムロさん
『真・事故物件/本当に怖い住民たち』を手がけたサイゾーによる、ホラー映画プロジェクト第2弾作品『オカムロさん』が、10月14日より全国ロードショーされる。
短編作品で2021年カナザワ映画祭の観客賞に輝いた松野友喜人監督が、江戸時代から伝わる都市伝説を現代に蘇らせた本作は、プロット段階で映倫審査拒否と上映禁止警告を受けたという。
今回はそんな問題作に出演した桜田茉央さんが、本作のプロデューサー・叶井俊太郎氏と対談。
ミスマガジン2019審査員特別賞を受賞し、グラドル・タレントとして活躍しながら世界で活躍する女優を目指す桜田さんに、海千山千の映画プロデューサーは何を語ったのか?映画『オカムロさん』の見どころとともに紹介する。
関係者の間では早くも続編への期待も?
――早速ですが、叶井さんから『オカムロさん』の企画経緯からご紹介いただければと思います。
叶井俊太郎(以下、叶井):そもそも海外の映画には、『13日の金曜日』のジェイソンや『エルム街の悪夢』のフレディーみたいな実写化した怪物・モンスターがいるのに、日本にはあまりいないというのがあって。口裂け女とか貞子はあるけど、物理的な身体のある妖怪や怪物を実写化して、今のご時世に出したいというところから始まっています。
桜田茉央(以下、桜田):私、オカムロさんって妖怪のことを、今回の映画で初めて知ったんですよ。最初はこの映画のオリジナルだと思っていたんですけど、本当にこういう妖怪がいるんですよね?
叶井:オカムロさんの都市伝説自体は江戸時代くらいからあるみたいだけど、みんな初めて知ったと思うよ。俺も初めて知ったし、誰も知らないからよかったんですよ。
桜田:今は忘れられているような妖怪ってたくさんいるんですね。そういうのを多くの人に知ってもらうきっかけをつくれる映画っていうところがまず、おもしろいですね。
叶井:監督の松野友喜人さんに「オカムロ伝説」を題材にした脚本を考えるように言って、出してきたのがこのストーリーで。ネタバレになるから言えないけど、脚本がおもしろくて一発OKでした。「キャンディマン」(その名前を唱えると、殺人鬼がやってきて殺されるという都市伝説をテーマにしたホラー)みたいな話ができたらおもしろいなと単純に思っていたら、もっと上をいく発想で、いい設定を考えてきてくれたから。だから、グロいだけじゃなくて、ホラー的な恐怖もあるし、ラストもすごかったでしょ?
桜田:衝撃的でした。
叶井:すでに続編という話もちょこちょこあります。まあ桜田さんの役はもう死んじゃったけど……。
桜田:実は双子だったみたいな役の裏設定で出演できないですか? あ、前日譚でもいいので(笑)。
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