トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 長渕剛「外国人に土地を売らないで」物議

長渕剛「外国人に土地を売らないで」発言が物議 前川喜平氏「すでにカルト」、片山さつき氏「素晴らしい」と賛否

ネットは賛否で真っ二つ…著名人も反応

 実際、ネット上では「外国人に対するヘイトスピーチではないか」「排外主義を強める言動だと思う」「北海道については元々はアイヌの土地だったという認識が欠けているのでは」といった長渕への批判が続出。元文部科学事務次官の前川喜平氏は自身のTwitterで長渕の動画を引用しながら「これはもうすでにカルトだ」とまで言い放ち、さらなる物議を醸した。

 しかし、その一方で「間違ったこと言ってない。北海道でも香川でも正しいことを言ってくれてありがとう」「海外だと外国人の不動産取得に制限をもうけている国は結構ある」「日本人が日本を守りたいと思うのは当然。私は支持しします!」といった賛同の声も多数。自民党の片山さつき参院議員も、Twitterで長渕の動画を引用しながら「素晴らしいと思います。敵は狡猾ですが、国民の共感があれば戦えます」と賛同を表明した。

 長渕の主張については賛否ある状況だが、一部では今夏の参院選で議席を獲得した保守派の参政党に「入れ込んでいる」との情報も流れている。保守派にせよリベラル派にせよ、芸能人が政治的な主張をすることについては「悪いことではない、むしろ歓迎すべき」という見方もあるが、タレントに対して「あまり政治色を強めてほしくない」と考えるファンもいる。長らく日本の芸能界は政治的な発言がタブー視されていただけに、こうした言動が物議を醸すこと自体がひとつの問題提起といえるのかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/10/12 21:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画