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長渕剛「外国人に土地を売らないで」発言が物議 前川喜平氏「すでにカルト」、片山さつき氏「素晴らしい」と賛否

長渕剛「外国人に土地を売らないで」発言が物議 前川喜平氏「すでにカルト」、片山さつき氏「素晴らしい」と賛否の画像1
YouTube『Tsuyoshi Nagabuchi』より

 シンガーソングライターの長渕剛がライブで「外国人に土地を売らないで」などと訴えていることに対し、ネット上で賛否が起きている。

 長渕は7日、自身のYouTubeチャンネルで香川・レクザムホールで行われたライブのリポート動画を公開。曲に合わせて観客席で大量の日の丸の旗が振られるおなじみの光景などが繰り広げられる中、長渕は「こんなに素敵な香川、まだまだ緑も多いです。空気も綺麗です、太陽も綺麗です。だから、みんなの心も綺麗です!」とファンに語りかけた。

 そこまでは一般的なMCの範疇だったが、続けて長渕は「今日はたくさんの国旗が左右に揺れた。本当に綺麗です。だからね、これ以上、外国人に土地を売らないでほしい!」と主張。さらに「僕たちの生きているこの日本、僕たちの敬愛するこの国は今おかしいです。みんな気づいてるよね?」「僕は政治家じゃないから、政治のことはよく分からないけど。だけど『おかしい』ってことだけは感じることができる。マスコミに流されないで、人に流されないで」などとも訴えた。

 長渕は9月27日に公開した北海道・札幌でのライブリポート動画でも「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」と、MC中に観客へ向けてメッセージを送っていた。唐突な印象もあったが、北海道では中国やシンガポール、台湾などの富裕層が自然の豊かさに魅せられて土地を購入しているという事実があったため、国防上の理由なども含めて長渕の主張に理解を示す声は少なくなかった。

 だが、香川など他の地域でも同様の主張をしたとなると、「外国人への偏見があるのではないか」という見方をされかねない。そもそも外国人が土地を購入したとして、そこが外国の領土になるわけではないのだから「デメリットがわからない」という指摘もある。

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