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秋篠宮家44億円新居に「現代のベルサイユ宮殿」批判、庶民感情を逆撫で

省庁間詐欺の年金“改悪”「やっていることが無茶苦茶」

 さて、往生際の悪いというのは、山際大志郎経済再生担当大臣のような人間をいうのであろう。

 統一教会との深いつながりが次々週刊誌などで暴かれるのに、その都度、調べたら事実だったと追認するだけで、ここまで暴かれたら辞任しますとはいわず、岸田首相も、そんな山際大臣を守っているように見える。

 今週も新潮が、「警視庁公安部の極秘資料」に、山際と教会幹部との関係が記されている。

 選挙戦で「チームやまぎわ」に信者が写っている証拠写真があると報じ、まだ居座るつもりなら、重要法案の審議がストップしてしまうから、「名誉なき撤退」をしたらどうかと勧めている。

 不思議なのは、なぜ、ここまで野党に追及され、世論調査で支持率が危険水域にまで落ち込んでいるのに、岸田首相は、山際大臣の首を取らないのだろうということである。

 誰が見ても、山際大臣の進退は極まったも同然である。岸田首相も保身を考えるなら、山際に引導を渡すのが当然だと思えるが、頑なに拒むのは何故なのだろう。

 統一教会との強いつながりのある山際だから、岸田と統一教会との関りも知っている可能性があるのではないか。

 自分を切れば、あなたも無事ではいられませんよと、暗に、岸田にプレッシャーをかけているのかもしれない。そうとしか思えない岸田首相の頑なさである。

 さて、岸田政権は、選挙のないこの3年間を使って、消費税増税を考えているという情報が、週刊誌を中心に盛んに流布している。

 火のないところには煙は立たないの譬え通り、何やら、そんなつまらないことを画策している役人がいるのだろう。

 出来るのならやってみるがいい。消費税20%にしたら、岸田内閣どころか、自民党が吹っ飛ぶぞ。それほど無為無策な政府への国民の怒りは激しいのだ。できるわけはない。

 

 ポストでは、岸田が、年金「改悪」を進めていると批判している。

 難しい理屈は私にはわからないが、医療費負担は上がるわ、年金は減らされるわでは、この国で生きていく意味など見出せなくなる。

 いっそ、この国を捨てて、家賃も食費も安い国へ移住するか。

 木っ端役人たちが目論んでいる年金改悪を、北村庄吾社会保険労務士はこう批判する。

「国民年金の財源は加入者と国が折半している。厚生年金の財源の一部を国民年金に回すとしても、それは加入者負担分の穴埋めに使われるから、国民年金の支給額5万円台を将来も維持するためには、当然、国庫負担が大きく増える。

 しかし、財務省は年金の国庫負担増を認めていない。厚労省はそれを承知で、国民年金が増えるという楽観的な説明をしているわけです。なぜそれが通用するかといえば、この改革案を時系列で整理すると、25年以降の8年間で先に厚生年金を減額し、国民年金を増やすための国庫負担増が生じるのは33年以降になる。いざその時になると、“財務省がどうしてもウンと言わない”と国民年金の増額が反故にされる事態は過去の例から見ても十分考えられます」

 国民を騙すために、省庁間で詐欺のようなことをやっているとしか、私には思えないのだが。

  経済ジャーナリストの荻原博子は、年金に対する国のやり方は場当たりすぎると、こういう。

「団塊世代が後期高齢者になりはじめ、今後、医療費が増えて健康保険財政が厳しくなるから負担を増やそうということでしょうが、いまやることではない。現役世代は給料が増えないから子供を増やせない。少子化が進むから年金は減らし、子供を増やすために年金生活者に出産一時金の財源を負担させる。やっていることが無茶苦茶。社会保障制度の抜本的な見直しから目を背け、取りやすいところから取ってしまおうという場当たり的な対応で酷すぎます」

 親ガチャという言葉があるようだが、国ガチャというのもあるはずだと思う。

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