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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 秋篠宮家新居が「現代のベルサイユ宮殿」

秋篠宮家44億円新居に「現代のベルサイユ宮殿」批判、庶民感情を逆撫で

かっぱ寿司の凋落、回転寿司の苛酷競争

 さて、贈賄罪で逮捕された角川歴彦会長(79)が会長職辞任を表明した。

 夏野剛社長は、「上場企業としてこのままでいいはずがない」と、解任動議を出すはずだったが、角川会長自ら辞任したため、さほどの混乱はなく、役員会で受け入れられたようである。

 だが、角川歴彦のワンマン会社だったため、夏野社長を始め経営陣の手腕には不安が残る。そこに再び、歴彦の兄の角川春樹がどういう形で口を挟むのか、挟まないのか。
  
 KADOKAWA丸の行く手は、まだまだ霧が深くて見えずらい。

 次は、かっぱ寿司。

 回転寿司チェーンは4社ぐらいに絞られ、中でも、1979年長野県に第1号店を出したかっぱ寿司は躍進して、長らく回転寿司業界トップの売り上げを誇ってきたという。

 だが、2011年から転落し、3位のはま寿司の半分程度の売上だそうだ。

 そんな焦りがあったのだろう、上位のはま寿司の営業秘密を不正に取得した不正競争防止法違反で、かっぱ寿司の田辺公己社長(46)が逮捕されてしまった。

 なぜ、かっぱ寿司は凋落して “かっぱらい寿司”になってしまったのか。それは、味の差だというのは、飲食業界関係者である。

「実は、魚の質はどこもそう変わらないので、シャリの質が重要です。あと、魚をどう保存し、解凍し、提供するかというオペレーションの部分にも差が出ます。魚が干からびないように時間制限を設け、回っているお皿を早めに下げるのも重要なオペレーションの一つです」

 いまや、回るだけの回転寿司では客は来ない。ゲームのような機能を備えたりと、寿司だけではない客を喜ばせ方も商売の内と考えないと、競争に遅れていくそうである。

 寿司といえば、先日、人形町の㐂寿司へ行ってきた。寿司はもちろんだが、この寿司屋の風情が私は好きだ。

 落ち着いた雰囲気の中で、仕事に手抜きのない魚をつまみに、ぬる燗をやるのは至福である。

 貧乏人には5年に1度の贅沢ではあるが、ここで寿司を食べるために仕事をし、長生きしているのだ。

 先代だろうか、頑固そうなお年寄りの板長は見かけなかったが、体の具合でも悪いのだろうか。やや、干ぴょうがいつものおいしさがなかったのと、すし飯がやや、前回とは違っていた気がした。

 そんなことを気にする私ではないが、ここにまた来たいがための無粋な忠告である。

 東京では数少なくなってしまった雰囲気も、寿司もうまい貴重な寿司屋であることは間違いないのだから。

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