『アナザースカイ』復活、もっくん長男UTAが世界一授業料高い名門校で驚愕セレブ交友

セレブだらけの環境で感じた限界

　家族構成を鑑みれば、表の世界で活躍する未来は保証されていたようなものだが、子供のころから自分で道を切り開き、バスケという別の舞台で奮闘していた。

　身長190センチとアスリートとして恵まれた体格ではあったが、努力を重ねても、それでもやはり現実は厳しかったようだ。

　そこから縁があり、モデルの道へ進むこととなった。

「最初はすごく、気持ちが不安定じゃないですけど、人前にそうやって出ることもなかったので。でも、その時点で、これからはモデル１本でやるっていう気持ちで入っていったんで」と不安や葛藤の中でも、バスケで培われた芯の強さを武器に、世界中で注目されるモデルとなった。

「UTAさんにとって、フロリダはどんな場所でしょうか？」と、今田が問うと「自分の限界の先を見せてくれたところ」と答えた。

　最後に同番組の決まり文句「ここが私のアナザースカイ」のタイトルコールを撮影するためフロリダのストリートにあるバスケコートで、ダンクシュートにトライするのだが……。

　これが、なかなか決まらず「いつもできるのに～。どうして」と悲鳴を上げながら、何度も挑んだ。しかし“最後”と宣言した時には、かっこよくボールをネットに収めた。これからの展望はというと「表現の延長として、お芝居の世界もチャレンジしていきたい」と意欲的だった。

　2019年には、モックンとCMに出演したり、昨年には時計ブランドのアンバサダーを親子で就任したり、セットで出ることが多いが、七光りに頼らなくとも大物になりそうな予感！

大沢野八千代（ジャーナリスト）

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ