目黒蓮、視聴者を号泣させた演技力! 世界トレンド1位発進の『silent』で本格ブレイクか
#ジャニーズ #Snow Man #目黒蓮
女優の川口春奈が主演し、Snow Manの目黒蓮が相手役を務めるフジテレビ系ドラマ『silent』が6日にスタートし、Twitterの世界トレンドで「#silent」が1位になるほどの大きな反響を呼んでいる。「目黒蓮」「めめの演技」もトレンド入りするなど、難役に挑んだ目黒の演技力を称える声も多く集まり、今期トップクラスの話題作となりそうな気配だ。
今作は、主人公の青羽紬(川口)が難病によって聴力をほとんど失った元恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て、音のない世界でもう一度“出会い直す”純愛ストーリー。
初回の平均世帯視聴率は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と決して高くはなかったが、ネットの反響の大きさや高評価ぶりを踏まえれば「及第点」とテレビ局関係者は話す。
「ここ数年、今作が放送されている『木曜劇場』枠はずっと視聴率が振るわない。Hey!Say!JUMPの中島裕翔が主演した前作『純愛ディソナンス』は全話平均3.92%で、フジテレビの歴代ドラマワースト3位という不名誉な記録を更新。TVerなど配信サイトの再生数も芳しくなく、大爆死といっていい結果でした。『silent』は当然そのあおりを食うだろうとみられていましたから、6%台まで持っていけたのなら上出来でしょう。内容的にも質が高く、第1話では主人公をはじめ、周囲の人間関係が繊細なセリフによって丁寧に描かれており、ドラマ好きからの支持を得そうだなと感じました」(テレビ局関係者)
初回の冒頭は高校時代の回想から始まり、高校3年のときに同じクラスになった紬と想は幼なじみの戸川湊斗(鈴鹿央士)の紹介もあって交際を開始。しかし、8年後の紬は想ではなく湊斗と付き合い、将来を考える仲になっていた。大学進学後、想は紬に「好きな人がいる。別れたい」と携帯電話のメッセージで突然告げて姿を消したのだ。
終盤、紬は8年の時を経て想と偶然にも再会。逃げるように去ろうとする想に「久しぶり、覚えてる?」と紬は話しかける。想は高校卒業後に病気が発覚して3年前に聴力を失ったことを手話で告白するが、紬には伝わらない。想は「大好きなのに、病気でいつか電話をしたり一緒に音楽を聴いたりできなくなるのがつらかった」と嗚咽しながら手話で思いをぶつけるも、紬は涙を浮かべて彼を見つめることしかできなかった。
すべてが通じ合っていた高校時代から一転、互いの思いが伝わらない切ないやり取りに視聴者から「めめの演技で涙腺崩壊した」「1話目から泣かされるとは……」「めめの涙と声を出さない演技に心を持ってかれた」など、感動の声が相次いだ。ネットの反響は抜群で、開始から約15分後に番組公式Twitterが世界トレンド1位獲得を報告。翌7日には、TVerの見逃し配信で総合ランキング1位となっている。
今作の好評ぶりの要因として、テレビ誌のライターは「韓流ドラマ的な要素がある」と指摘する。
「澄んだ空気感の映像や演出・カット割などもそうですし、ラストシーンで男性側が号泣するのも韓流的だと感じましたね。次回予告でも涙を流すシーンがあり、もしかしたら韓ドラのように毎週泣くシーンがあるのかな?とも。目黒さんは芝居が上手くて身長も高く、こうした韓流的な世界観にもピタリとハマってましたね。また、ろう者を取り扱う作品ということで、Twitterで字幕付きの予告映像が公開されたり、TVerで目の不自由な方向けの解説放送版が配信されたりといった配慮もあり、さまざまな意味で丁寧に作られている意欲作です」
初回から大好評となった『silent』に加えて、目黒は放送中のNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』への出演も決定している。『舞いあがれ!』への登場はまだしばらく先になるようだが、両作での演技がどちらも高く評価されるようなら、目黒は俳優として本格ブレイクする可能性がぐっと高まりそうだ。
高橋海人『ボーイフレンド降臨!』は外せない!? 演技講師が選ぶ秋ドラマ3選
今月から続々スタートする秋ドラマ。タイトルやあらすじ、放送時間、ひいては自分の直観を信じて“当たり”をつけている人も多いのでは? もちろん、キャストのラインナップも重要な“...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事