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ジャニーズ×Twitterトレンド速報

なにわ男子、ソロ需要高騰で「ポスト嵐の最有力」デビューラッシュによる“競争激化”危惧も…

なにわ男子、ソロ需要高騰で「ポスト嵐の最有力」デビューラッシュによる競争激化危惧も…の画像1
フジテレビ『RIDE ON TIME』公式サイトより

 ジャニーズタレントに長期密着するフジテレビ系ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』のシーズン5(関東ローカル、毎週金曜深0:55~)が11月4日にスタートすることが決定し、トップバッターとして「なにわ男子」が登場すると今月5日に発表された。Twitterで「RIDE ON TIME」がトレンドワード入りするなど人気の高さをうかがわせており、業界内では「ポスト嵐」の最有力とも目されているようだ。

 同番組では、ジャニーズの華やかなエンターテインメントの世界とその裏にあるタレントたちの苦悩や葛藤を長期取材。2018年から4シーズンにわたって放送されており、今シーズンのトップバッターはデビュー1年目にして人気が爆発しているなにわ男子。1stアルバム『1st Love』のレコーディングや、現在開催中のツアー『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』の舞台裏など、メンバーたちの激動の7カ月間に密着する。
 
 これにネット上では「楽しみです、ライブ行けなくて落ち込んでたからツアー密着なんて感激!」「なにわのデビューコン密着とか最高すぎて仕事頑張れる」など、歓喜の声が殺到している。

 なにわ男子は、昨年11月に発売したデビューシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』が初週売上70.6万枚の大ヒットを記録。グループでの活躍はもちろん、メンバーそれぞれがドラマやバラエティ番組で引っ張りだこになり、順調すぎるほどの滑り出しを切っている。芸能事務所関係者はこう語る。

「なにわ男子の大きな特徴は、デビュー1年にも満たないうちからメンバーのソロ活動が活発なところ。通常はグループ活動で知名度を上げてからソロ活動に移行することが多く、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのSnow ManやKing & Princeも、デビュー1年目はソロ仕事のないメンバーがちらほらいました。しかし、なにわ男子はすでにメンバーのほとんどがソロで大きな仕事を掴み、道枝駿佑、大橋和也、大西流星は連ドラ主演まで果たしている。SMAPや嵐などジャニーズのトップに立ったグループは、メンバーがソロでもヒット作を飛ばしているという法則がありますから、なにわ男性は今もっとも“ポスト嵐”を狙えるグループといえるかも」(芸能事務所関係者)

 一方、最近のジャニーズの“デビューラッシュ”によってグループが飽和状態になり、互いに人気を食い合う状況になりかねないと危惧する意見もある。

「2020年にSixTONESとSnow Manが同時デビューし、昨年はなにわ男子、今年はTravis Japanのメジャーデビューが決定。ジャニーズJr.を統括する滝沢秀明氏は、裏方転身時に『今いるJr.のグループをすべてデビューさせる!』と意気込んでいたそうですし、美 少年、HiHi Jets、Aぇ! group、IMPACTorsなど有力候補がたくさん控えていますから、来年以降もデビューするグループが増えていきそう。

 しかし、デビュー組が増えすぎるとCDの売り上げによって扱いの差が顕著になり、テレビの出演枠も奪い合いになっていきます。すでにジャニーズは年末のNHK『紅白歌合戦』にどのグループを出すか、調整に頭を悩ませているとか。現在、なにわ男子は順調に活躍していますが、Travis Japanなど後発デビュー組が彼ら以上の数字を叩き出せば、事務所のプッシュや世間の注目もそちらに移行するでしょう。ジャニーズJr.から苦労してデビューできてもなお、激しい競争にさらされるタレントたちのプレッシャーは大きくなりそうです」(前出)

 今後はデビュー組同士の競争も熾烈になりそうな気配。さらには、K-POP系やLDH系などの強力なボーイズグループのライバルも増えている。生き馬の目を抜くような厳しい世界で、なにわ男子は“ポスト嵐”の座へと駆け上がっていくことができるのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/10/06 16:26
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