相葉雅紀『“それ”がいる森』に賛否! 宣伝に苦言も「子ども向けだ」
#嵐 #亀梨和也 #相葉雅紀
嵐・相葉雅紀主演映画『“それ”がいる森』が、9月30日に全国で封切られた。相葉が約8年ぶりに映画主演を務めるとあって注目されているが、鑑賞後のネットユーザーからは「思ってた感じと違った」「なんじゃこりゃ……」などと肩透かしを食らったようなコメントが相次いでいるようだ。
同作は、2000年代ホラー映画興行収入ナンバーワンのヒット作『事故物件 恐い間取り』(20年)などを手がけるジャパニーズホラーの巨匠・中田秀夫監督の新作。田舎町でひとり農家を営む主人公・田中淳一(相葉)と、淳一の元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子・一也(上原剣心)が、得体の知れない“それ”を目撃してしまい、一也の担任教師・絵里(松本穂香)とともに怪奇現象に巻き込まれていく様子を描く。
公開前、相葉や中田監督はプロモーションに奔走。情報番組など多くのメディアが取り上げたこともあり、公開初日3日間の動員は約12万9,042人で、興行収入は1億6,455万4,590円と健闘している。
ネット上のジャニーズファンからは、「相葉ちゃんがホラーエンターテイメントって言ってたけど、まさにそんな感じ。楽しい、面白い、びっくり、ドキドキが詰まった映画」「ホラーが苦手な人でも楽しめるし、父親役の相葉ちゃんがかっこよかった」「全体的にはいい話だし、相葉くんの癒し効果もあってホラー苦手でも観れる」「子どもが見ても理解しやすい内容で、家族で見るにはちょうどいい」などと肯定的な感想が見られる。
一方、映画ファンやホラー好きからは不満が噴出しており、「想像と違ってがっかり」「中田監督の作品が好きだから見たけど、なぜこれを世に出そうと思ったのか理解に苦しむ」「B級ホラーは好きだけど、これはいただけない。クオリティーの低い“それ”が出てきた時点でため息出ちゃった」「結局、何を見せたい映画なのか、さっぱりわからなかった」などと酷評する書き込みも多い。
中でも、「小学生なら楽しめるけど、大人が見る映画ではないと思う」「これは夏休みにやる子ども向けの映画じゃないのか?」と対象年齢の低さを指摘するコメントや、「ちびっ子向けの映画ってことを、宣伝の時点で伝えてほしかった」「この映画のプロモーションで『事故物件 恐い間取り』の名前を出すのはいただけない。対象が全然違う」「これ、宣伝の仕方失敗してると思う。ファミリー向けであることを強調するべき」と、プロモーションの仕方に苦言も相次いでいるようだ。
なお、“事故物件住みます芸人”松原タニシの著書を原作としたKAT-TUN・亀梨和也主演『事故物件 恐い間取り』は、公開翌日と翌々日の週末2日間で興行収入3億5,800万円を記録。山場シーンが「某妖怪映画みたい」などと物議を醸したものの、最終的には23.4億円を突破し、亀梨の代表作の一つといえるほどのヒットを収めた。
そのため、公開前には、嵐のメンバーの中では主演作が少なめな相葉にとって「出世作になるのではないか」と期待するファンも少なくなかった。しかし、『“それ”がいる森』を“トンデモ映画”扱いするネットユーザーの多さを見る限り、今後、ジャニーズが「相葉の代表作」として堂々と紹介する機会は少ないのかもしれない。
客入りは上々ながら、宣伝の仕方が物議を醸している『“それ”がいる森』。過度な恐怖を期待せず、エンタメ作品として気楽に見たほうが楽しめそうだ。
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