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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 安倍元首相の亡き後の昭恵夫人

昭恵夫人、おもしろうてやがてかなしき……安倍晋三元首相の亡き後は

ロシア国民たちのプーチンに対する“本音”

 エーザイが開発したという認知症に有効なレカネマブとはどんな薬で、本当に効能はあるのか。それらの疑問に現代が答えるというのだ。これは読まねば。

 ストックホルムから約500キロ離れた街の教会の記録には、ある一族に50代でアルツハイマー病と考えられる症状を発症している者が数多くいたという。

 これは遺伝子が突然変異し、それがもたらすために起こるのではないかという研究が、2001年のネイチャー誌に発表されたそうだ。

「この突然変異があると、アミロイドβというタンパク質が、健康な人より。過剰に産出される。それが脳にたまっていくと、原線維(フィブリル)の状態となって固まり、アロイス・アルツハイマーが、最初にこの病気を発見したときから見られた病変、老人班(アミロイド班)となって脳細胞に付着する」(現代=下山進)

 難しいことはどうでもいい。要は効くのか効かないのか?

 9月28日に日本の製薬会社エーザイがアルツハイマー病新薬「レカネマブ」の治験第三相の結果を発表したのである。

 以前の薬よりアルツハイマー病の進行が27%食い止められたそうだ。

 23年中に承認され、24年には市販されるだろうという。明かりが見え始めたということだろう。

 何はともあれ、再来年に発売されたら、真っ先に手に入れなくては。一体いくらになるのだろう? そんなことより、そのとき、私の頭が薬のことを覚えているだろうか? それが心配だ。

 話はガラッと変わるが、ウクライナ戦争は終わりが見えない。以前からここでいっているように、アメリカもヨーロッパも、この戦争を何としてでも止めようという気が見えない。

 そんなことをしているうちに、プーチンは、30万人の予備兵を招集するといい出した。
 ロシアの一般市民も戦争にかり出すというというのだから、市民たちから悲鳴が上がったのは当然だろう。

 さっそく、ビザのいらない国へ逃げ出す人たちが出て、ロシア国内は混乱している。

 タイミングよく、新潮は、ロシア国民30人に「プーチンに対する本音」を聞いた。

「本誌はロシア国民約30人に取材やアンケートを試みた」とあるだけで、どのように接触し、直接本人から聞いたのかが書いていない。30人のうちの20人から回答が得られたが、そのうち6人はロシア国外在住だというから、国内の人は14人のようだ。

 また私が推測するに、プーチン支持派は答えないだろうから、アンチプーチンの人からが多いのだろう。だが、数は少ないが、かすかにだが、ロシア人の本音は聞こえてくる気がする。

「だれも殺したくない」(モスクワ在住の男性、36歳)

「ウクライナは私達の友だちで、私の親戚も多くはウクライナ人」(在ロシアの男性、33歳)

「ロシアは自らの情報の空白を作り、自分に心地よい麻薬のような情報で埋めている。自由なメディアや表現の自由の欠如、歴史の繰り返し、カルト的なものへの依存、人々の政治への無関心の結果だと思う」(モスクワ在住の女性、26歳)

 プーチンをどう思うかという問いには、「戦争犯罪者」「殺人者」「彼が行った残虐行為に対してはいかなる刑罰も十分ではない」という厳しい答えが多い。

 この中で、人々の政治への無関心の結果という言葉が重い。日本も今、枝葉にはいろいろいうが、政治全体に対する関心はさほど高くはない。

 安倍元首相批判、統一教会批判はあるが、一時的なもので、すぐに忘れてしまうだろう。
 一番大事なのは、長年続いてきた自民党政治が腐臭を放っていることへの批判であるはずだ。安倍元首相が亡くなった今こそ、自民党政治の害について、われわれ国民一人一人が自覚し、改革していかなければ、この国はアメリカと中国の属国として生きるしかなくなる。

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