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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 安倍元首相の亡き後の昭恵夫人

昭恵夫人、おもしろうてやがてかなしき……安倍晋三元首相の亡き後は

東北放送、アナウンサー6人退職の“異常事態”とピカピカ新社屋の歪さ

 さて、このところテニスの大坂なおみ(24)がおかしい。

 8月末の全米オープンでは1回戦敗退。9月の「東レ・パンパシフィック」でも、2回戦を「腹痛」で棄権してしまった。

 そんな中、9月25日に、さいたまスーパーアリーナであった「超RIZIN」をリングサイドで観戦していたことが報じられた。その日は「パンパシフィック」の決勝戦の日だった。

 体調管理の甘さ、トレーニング不足などが指摘されているが、先輩のテニスプレーヤーである伊達公子が、ブログで大坂を批判したというのである。

「負けた直後の大坂選手の行動が気になった。会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた(中略)私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたい。大会会場から1日でも早く去りたい、という気持ちだった」

 勝負への執念が薄れているといいたいのであろう。

 テニスプレーヤーとして頂点を極め、女性アスリートの最高額を手にした今、彼女に「執念」を求めるのは無理かもしれない。

 早く引退して、のんびり彼氏と暮らせばいい。そんなことを思ってしまうのは、彼女が稼ぐカネに対する嫉妬だろうか。

 これだから、私のような貧乏人は、心が狭いといわれるのだ。反省反省。

 ところで、地方へ行くと、地元の新聞社が、テレビ、ラジオも握り、小さなコングロマリットになっているところがよくある。

 メディアを独占して、上の人間たちはうまい汁を吸っているが、社員たちは過酷な労働を強いられ、辛い状況にあると聞く。

 文春が報じている東北放送もその類のようだ。宮城県にある東北放送は、TBS系列のテレビ局で、社員数は約160人。筆頭株主は河北新報社で、河北は一力雅彦、東北は一力敦彦という同族経営。

 今年1月には新社屋がグランドオープンしたが、その東北で、今年3月から9月までで、6人のアナが辞めているというのだから、異常事態であろう。

 辞める理由はまちまちだが、根本には、忙しくて食事時間も取れないこともある勤務状態にあるというのだ。

 ここはプロ野球の楽天のゲームを生中継しているが、継続できるかと、現役社員がいっている。

 労働組合はどうした! そう叫びたくなるが、失礼だが、今の組合はほとんどが御用組合。新社屋を建てる余裕があるのに、中途採用を募集することもなく、賞与も人も減り続けているそうだ。

 先日も、京都新聞社では現役の記者が、元社主で自社の大株主である元相談役の女性らに、34年間に渡り支払っていた約19億円は不正な支出であると、刑事告発したことが話題になった。

 ここでも同じことが行われているというのではないが、メディアがいつもいっている、働いている人間を大切にしない企業は、必ず凋落するという言葉を思い出したほうがいいのではないか。

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