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フラット芸能

東出昌大、現状映画主演のギャラは100万円以下? 狩猟アピールの胸算用は

狩猟俳優・東出昌大の驚愕山小屋生活! 一方演技のギャラは100万円以下?の画像1
東出昌大(写真/Getty Imagesより)

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――東出昌大が山小屋で狩猟生活を送っている、と話題になっています。

城下 もう半年くらいその生活を続けているようですね。9月27日付け「週刊女性PRIME」のインタビュー記事によると、小屋はタダで貸してもらっているそうですが、電気は通っているものの、ガスも水道もなく、携帯電話の電波もつながらず、トイレは汲み取り式でお風呂は近くの温泉、寝るときは寝袋。食事は周辺の山菜や、近所の人からもらった野菜。そして、仕留めた獣を自分でさばいて、余ったら食肉加工工場でソーセージにしてもらうなどして、食費もほぼ0円とか⋯⋯。

――2020年に不倫が発覚して杏と離婚。その後も新恋人をロケ先に連れていって事務所を怒らせ契約を解除されるなどチャラい印象があったので、そんなワイルドな生活をするとは意外でした。

城下 狩猟は離婚前から趣味としていたようです。2017年に出版した写真集の撮影がきっかけで興味を持ち、狩猟免許と猟銃の所持資格を取得。獣を仕留めるのもすごいですが、それをさばくのもすごい。内臓を取って洗わなければならず、かなりの重労働。なかなかできることではありません。今後はそれを売りにする手はありますね。ヒロシさんのぼっちキャンプも人気ですが、ヒロシさんの場合、キャンプをしながらコンビニ弁当を食べるようなゆるさが持ち味。場合によっては、ただ焚き火をしているだけのように見えることもある。狩猟はそれよりもおもしろく、取り上げられるのではないでしょうか。

――狩猟芸人になってしまうんですかね(笑)。

城下 俳優業も続けていますよ。ドキュメンタリー作家の森達也さんが初めて手がけた2023年公開予定の劇映画『福田村事件(仮)』に出演していますし、他に主演映画2作品の公開も決まっているそうです。

――本業もがんばっているんですね。

城下 ただ、ある映画プロデューサーいわく、ギャラの面では厳しそうです。彼が出演するような小さな作品は、制作費1億円以下。主演してもギャラは1本100万円程度だそうです。そうした映画で二番手、三番手となればその半分以下もありえます。いわゆる大作映画に主演すればギャラは300万円以上になりますが、現状東出さんを大作映画の主演に起用することはないでしょうし。

――意外と少ない……。そんなに儲かっているわけではないんですね。

城下 ただ、悪役も含めていろいろな役にチャレンジし、業界内で「うまいね」という話になれば、そのあとの仕事もついてくる。不倫騒動でイメージは悪化しているので、幅広い視聴者の目に触れるテレビドラマの出演は難しいでしょうが、映画の場合は製作委員会に入っているスポンサーさえOKすれば起用は問題ない。スポンサーの中には、イメージよりも認知度や話題性を重視する会社も少なくありません。そういうスポンサーにとっては、東出さんのネームバリューは魅力的。小さな作品は拘束時間も短いので、狩猟生活との両立も難しくない。

――狩猟俳優・東出昌大として再起するかもしれないですね。

城下 そうですね。俳優業はコツコツとやって評価を高めていく。一方で狩猟生活も続けて話題作りをしていく。なかなかいいところに目をつけたと思います。

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2022/10/03 20:00
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