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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 太田光を旧統一教会が信者に紹介!?

爆笑問題・太田光、改めて「旧統一教会寄り」を否定も…教団が「信頼できる人」として信者に紹介

太田は教団にとって「信頼できる人」!?

 翌3日、有田氏は自身のTwitterで「太田光さんの発言を聞いて、何冊もの関連本を読まれていることは、わかった」とした一方、関係者から「昨日のサンジャポ、お疲れ様でした。山上○○さん(原文は本名)が通う奈良の教会はLINEで信者に『信頼できる人』として太田光さんを紹介しています」とのメールが寄せられたことを報告した。「山上○○さん」は安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母親のことで、有田氏は「LINEでの発信を指示しているのは誰か。おそらく奈良教会独自のものではないでしょう。調べてみます」としている。

 3日付の東洋経済オンラインの記事「銃撃事件を引き寄せた『統一教会と家族崩壊史』政府に守られた教団と放置された宗教2世たち」でも、山上容疑者の母親と同じ教会に通う信者の証言として「テレビはいっさい見ない。文芸評論家の小川榮太郎さんやタレントの太田光さんなど、信頼できる人の情報を教会がLINEで知らせてくれるので、毎日それを見ています」というコメントが掲載されている。

銃撃事件を引き寄せた「統一教会と家族崩壊史」政府に守られた教団と放置された宗教2世たち」(東洋経済オンライン 2022/10/03 5:00配信)https://toyokeizai.net/articles/-/622516

 もし太田は「助けるつもりはない」という意識だったとしても、旧統一教会からは一連の発言が「教団に好意的」とみられている可能性が高いといえそうだ。

 太田の旧統一教会関連の発言をめぐっては、Twitterで「#太田光をテレビに出すな」というハッシュタグがトレンド入りするなど炎上が頻発。太田はラジオ番組で「バカだな、あいつらも。俺がもっと傷つくハッシュタグがあるのに」と批判を受け流す余裕を見せたが、直後に所属事務所のタイタンがそうした反応の中に“誹謗中傷”にあたるものがあるとして、厳格に法的措置をとっていく姿勢を発表。一部では「ダブルスタンダードでは」とも指摘され、その言動のブレがさらなる批判を呼ぶ状況となっている。

「芸人(芸能人)が時事問題を語ることに関して、ここ数年はABEMAなどでもそういう番組が増えてきている。世間からは『何も知らないのに、お前らが語るな!』という意見も飛び交い、出演者たちもなぜ芸能人が政治問題や社会問題を語ってはいけないかという問いに関してフラストレーションが溜まっているようです。ただし、やはりテレビを使ったタレントの発言力は強力で、太田さんのように関連本などを読んでいたとしても、素朴な疑問や意見、正常化バイアス的な発言がどのような影響があるのか図りしれません。かといって本人たちもそこに責任を持つようなことはありませんよね。

 今回まずかったのは、太田さんの対応を見ていると、旧統一教会問題のみならずやっぱり芸能人が政治や社会について語っても責任を取らないんだ、のらりくらりと持論を展開して、逃げるだけなんだ、という風に見えてしまうことだと思いますよ」(大手ウェブメディアニュース担当)

 番組冒頭、太田は自身の発言が炎上していることについて「本当に毎回、人騒がせな男ですけど」と他人事のように語ってボケたが、もはやネタにできる段階は越えてしまったのではないだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/10/03 21:00
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