ローソン限定「麺屋一燈監修 サバカレーラーメン」ほか“運命”感じるカレー味カップ麺3品!
#カレー #カップ麺 #ローソン #どん兵衛 #カップ麺一行3昧
日中は暑いと思ったら、夜は思わぬ冷え込みに驚くこの季節。かき氷が食べたくなったり、鍋を囲みたくなったりと、気候に合わせて食生活も慌ただしくなってくるのではないでしょうか。
今回は、ローソン限定で発売された「麺屋一燈」の「スパイシーサバ節カレーラーメン」をはじめ、変わり種「どん兵衛」や、名古屋の「若鯱家(わかしゃちや)」といった、最近発売されたカレー味のカップ麺を3品レビューします。暑い時には汗をかき、寒い時には体を温める、スパイスの効いたカレーはこの時期に最適なのではないでしょうか。
サバカレー+二郎インスパイアの“運命”の出会い!
ローソン限定「麺屋一燈監修 スパイシーサバ節カレー」
まずは、ローソン限定商品として発売された、日清食品の「麺屋一燈監修 スパイシーサバ節カレー」258円(税込)。東京・新小岩にある“魚介鶏白湯”でおなじみの大人気ラーメン店「麺屋一燈」監修の商品です。「麺屋一燈」のセカンドブランド店である“二郎インスパイア系”の「ラーメン燈郎」で供されている「サバカレーラーメン」をベースに作られたカップ麺とのこと。
パッケージには「にんにくガッツリ!」や「豚骨×サバ節」とも書かれている上、パッケージデザインが黄と黒の二郎カラーとなっており、サバカレーと二郎系が共演していることを示唆しています。キャラが濃そうですね。
豚骨ベースのカレー味にサバ節や豚脂、ニンニクを加えた濃厚なスープ。豚骨や豚脂、ニンニクといった二郎系の「ラーメン燈郎」要素がベースとなっており、二郎系おなじみのキャベツがたくさんのっています。ただ、主役はガツンとくるカレーとサバ節で、あの我の強い二郎系要素が脇役に追いやられるという、もはや国が保護しなければならないレベルでめずらしい状況となっていました。
商品名の「スパイシー」というほどにはカレーにスパイスが効いているとは感じませんでしたが、濃いカレー味に中辛程度の辛さがあり、カレーに負けずにサバ節が太く香っています。まさに「サバカレー」という言葉通りの味。
その昔、『コーチ』(フジテレビ系、1996年)という浅野温子さん主演のドラマがあって、作中で千葉県・九十九里浜の缶詰工場を立て直すべく、玉置浩二さんが考案したのが「サバカレー」。当時はかなり斬新なアイデアだったと記憶しています。今回あまりの「サバカレー」ぶりに、ドラマの主題歌「田園」が頭の中に流れてきました。だいぶ古い話ですいません。
二郎系要素は脇役に追いやられていると書きましたが、重要な存在なのは間違いありません。がっしりした豚骨の太さがカレースープに厚みを加え、ニンニクはサバ節とともにスープにエッジを立てて輪郭をハッキリさせています。
単なる「サバカレー」ではなく、重厚な豚骨とニンニクが脇を固めており、サバカレーが北条義時役の小栗旬さんや政子役の小池栄子さんなら、重厚な二郎要素は時政役の坂東彌十郎さんや安達盛長役の野添義弘さんを思わせる渋みがありました。
うまく伝わっているかは自信ありませんが……見事においしいキャスティングに思わず唸ってしまいます。
二郎インスパイアの麺といえば、中太の多加水麺、通称「ワシワシ麺」でおなじみですが、今回の麺は縮れの強い麺ではあるものの、幅広形状や画一的縮れから、ワシワシ麺というよりはうどんっぽい雰囲気を漂わせています。新手のカレーうどんかもしれません。
スープは飲み干さずにご飯を入れることが推奨されています。カレーにサバ節、ニンニク入りなので当然ですが、ご飯との相性はまさしく運命の赤い糸レベル。麺よりもお似合いのカップルまであるおいしさでした。
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