トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 辞めたジャニタレをつないだタッキー

手越は家を… ”花束投げ”ごぼうの党・奥野氏と辞めたジャニタレをつないだタッキー

手越は家を…花束投げごぼうの党・奥野氏と辞めたジャニタレをつないだタッキーの画像1
奥野卓志代表 ごぼうの党 公式サイトより

 9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催された総合格闘技イベント『超RIZIN』で、前代未聞の暴挙に出て各方面から強い非難を浴びている政治団体・ごぼうの党の奥野卓志代表。

 朝倉未来選手とのエキシビジョンマッチに臨んだプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア選手に、花束を贈呈する権利を約450万円で落札し、あろうことかリング上で行われたその贈呈式で、渡すはずの花束を床に投げ捨てたのだ。

 世界からも注目度の高い試合だっただけに、一般人だけでなく、多くの著名人や格闘技関係者が激怒。RIZINの榊原信行CEOは主催側として「本当に情けない、恥ずかしい行為を働いた人間がいます。リングの中は本当に神聖な場所だし、命を懸けて戦う選手たちに、どちらを応援する、どちらのファンとか関係なく、礼節を持って対応するべきだとそう思っています。本当に品性下劣な男をこのリングに上げたことをこの場を借りておわびしたいと思います。すみませんでした」と憎しみを込めながら謝罪した。

 だが、この炎上の渦中で、あらぬ非難を向ける人々に苦言を呈したのがトップYouTuberのヒカルだ。

 一大事が起こった翌26日、ツイッター(@kinnpatuhikaru)で、以下のようにつぶやいた。

《花束の件で俺にもめちゃくちゃ誹謗中傷が届いててそれに関して言いたい 花束の件に関して100%奥野さんに非があると思う そこに関しては異論の余地もない でも怒りのあまりに奥野さんと過去に関わってた人を叩くのは理解できんし怒りの矛先をそこに持っていくのはおかしいと思う 八つ当たりでしかない》

 ヒカルの言い分はもっともにもみえる。一方で、ヒカルは奥野氏と関係性が深かっただけに、“危険人物”と距離を置いてほしいと切に願い、提言してしまうファン心もわからなくもない。そもそも奥野氏が代表をつとめる ごぼうの党は、選挙の応援演説で多くの人気YouTuberらが駆けつけていた。少し異様で奇抜だとしても、そんな彼の周りには支持者が沢山いたわけだ。

 今回の主役の1人であった朝倉も、ごぼうの党の公式スポーツアドバイザーを担っており、懇意にしているのがわかる。

「奥野氏は美容商品の卸会社を経営したりもしていますが、芸能人とのつながりで一番大きいのは銀座で会員制サロンの経営で、そこで各界の著名人と関係性を築いてきたんです。そのサロンは、入り口に監視カメラが吸えられていて顔が認証されないと入れないシステム。内装は人間文化財クラスの人たちに依頼して、金屏風が吸えられたりと、調度品なども贅を尽くした仕様、3億円かかったという超豪華な作りです。そこで、芸能人やスポーツ選手などが遊びに来たり、時にはビジネスの話をしたりするなどしているんですね」(芸能記者)

 2022年に立ち上がった政治団体である「ごぼうの党」は、おおよそ若者に向けた政策を掲げ、俳優の山田孝之、山Pこと山下智久、ONE OK ROCKのTakaも先ごろの参院選で“ごぼう”について言及していた。

 そういったことから芸能人との交遊は裏付けられているのだが、なかには、こんな人たちも――。

「ジャニーズ事務所のメンバーらとも関係が深く、もともとはタッキー(滝沢秀明)と、なにかの番組で関係が深まったとか。その後、ジャニーズたちが辞めていく時に、次のビジネスの相談相手としてタッキーが仲介していました。手越祐也には、独立して間もない頃、奥野さんが所有している港区のタワーマンションを貸していましたね」(芸能メディア記者)

 辞めたジャニタレには、ビジネスを目論む有象無象が寄ってくるというが、奥野氏もいずれ利用しようという作戦だったのか。

「いや、もともとはそんなことはなかったんじゃないですかね。お金を持っていて面倒見もいいので、とにかく色んな業界に知り合いがいる。たしかに面白い人ではあるのと、人の目につくように金を派手に使うので寄ってくる人も多いんです。だから周りには、彼の思想とかビジネス観に共感して『なんかあれば手伝うよ』って人がいるんですよ。それが芸能人だけでなく、スポーツ選手とか著名な弁護士とか警察OBとか企業の経営者とか……。

 また彼の言説についても、陰謀論に踊らされている様にも見えますが一応、そういう公的な機関の関係者や権力に近い人物からのソースがあるんです。ただし、そういう周りにいる人から得た情報を、自分なりに単純化して伝えるから、あまりにも極端になっていますけどね(笑)」(同)

 狂った人物かと思いきや、どうもそうでもない……。経営者としても一定の信頼がある。そこがまた、警戒をしなければならない点だろう。

12
ページ上部へ戻る

配給映画