堂本剛『THE FIRST TAKE』出演大反響も…肝心の音源が未解禁の“ジャニーズ問題”
#堂本剛 #ジャニーズ事務所 #ENDRECHERI
ジャニーズにもわずかながらにあるデジタル変革の兆し
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ただ、希望がないわけではない。ENDRECHERIは今年8月21日にようやく独立した公式チャンネルを開設している。チャンネルの方向性からして、ここで過去の堂本剛ワークスの映像が解禁されていくとは思えないが、ひとつ動きがあった、というのは事実である。
また、『THE FIRST TAKE』でのパフォーマンスの多くは、そのまま音源として配信リリースされる。残念ながら今年1月にSixTONESが出演した際はリリースされないままで終わっている様子だが、もともとデジタル配信にオープンな姿勢であるENDRECHERIならば、今回のパフォーマンスがリリースされる可能性は十分にあるだろう。となれば、それに合わせてオリジナル音源が配信される……という展開も期待したいところだ。
加えて、KAT-TUNやKis-My-Ft2といった中堅グループでは、ジャニーズによるデジタル配信の可能性について実験的な取り組みをしている形跡がある。キャンペーン施策によって再生数の底上げが期待できるLINE MUSICなど限定的な配信に留まっているKis-My-Ft2はともかくとして、KAT-TUNの場合、今年3月に発売した最新アルバム『Honey』は発売日と同日にデジタル解禁され、業界を騒然とさせた。さらに10月10日にも、配信限定で新曲「ゼロからイチへ」をリリース予定。今のところ、あまりプロモーションが伴っていないこともあり、配信分野での成功を収めているとは言えない状況だが、ジャニーズグループがここまで積極的に配信に取り組んでいるのは興味深い事実だろう。なお、KAT-TUNも堂本も、いずれも所属しているのはジャニーズ直轄のレーベルである。
昨年8月に発売した『GO TO FUNK』が海外メディアに取り上げられるなど、日本国内だけに留まらない才能であることは明らかな堂本剛。彼の音楽活動をしっかりサポートするチーム体制が作られることをただただ祈るばかりだ。
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