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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 国葬を岸田首相に進言した“ブレーン”の正体

安倍元首相国葬を岸田首相に進言した“ブレーン”の差別発言と統一教会擁護

ENEOS杉森元会長、沖縄のホステスに性的暴行で辞任へ

 今週の第1位は、新潮の「ENEOSの杉森務会長“突然の辞任”の真相」に捧げたい。

 先日は俳優の香川照之(56)が銀座のクラブでホステス嬢に激しいセクハラ行為を行い、テレビ番組もCMも打ち切りになった。

 あれ以上のセクハラはないだろうと思っていたが、再び新潮が、燃料油販売最大手ENEOSの杉森務会長(66)が、沖縄の高級クラブでホステス嬢に、香川以上の乱暴狼藉を働き、その責任を問われて、突然辞任したと報じている。

 だが大新聞は、ただ辞任したとしか報じていなかった。朝日新聞DIGITAL(8月13日 5時00分)はこうだ。

「石油元売り最大手のENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)は12日、杉森務会長・グループCEO(66)が同日付で辞任したと発表した。同社は理由について『一身上の都合』としている」

 杉森辞任がホステス暴行のためだと報じたのは、デイリー新潮を見てからだった。

「石油元売り最大手のENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)は21日、会長・グループCEOを務めていた杉森務氏(66)の辞任理由について、性暴力だったと明らかにした。高級クラブでホステスの女性に暴行し、ケガをさせていたという。週刊新潮電子版が報じ、エネオスHDも認めた。杉森氏も事実関係を認めているという。

 発表によると、12日にあった取締役会で本人から辞任の申し出があった。会長は当面、空席になる」(朝日新聞DIGITAL 9月21日 15時50分

 杉森のケースを見ていこう。彼は「1979年、一橋大学卒業後に当時の日本石油に入社。99年に日本石油と三菱石油が統合された際は販売企画課長として、新ブランド『ENEOS』の誕生に尽力し、2017年に東燃ゼネラルと統合した翌年、グループのホールディングス社長に就任した人物である」(新潮)

 新潮によると、7月1日、杉森は沖縄の得意先である石油販売会社の幹部らとともに、沖縄県那覇市の中心部にある歓楽街・松山の高級クラブに来店したという。

 店のVIPルームで飲み始めた杉森氏は、隣に座った初対面の30代女性ホステスをいたく気に入った様子で、手を握ったりした後、大声を出して彼女を抱き寄せたというのだ。

「持ち込みのワインを飲みだして気持ちが大きくなったのか、杉森さんは彼女のドレスの中に手を入れて、胸を触り始めた。それには飽き足らず、ついにキスを強要した。彼女の肩に手を回し、その腕で強引に首を絞めるような格好で唇を奪ったのです」(同店の内情を知る関係者)

 女性は幾度も拒む仕草を見せたが、杉森は「銀座では普通だよ、こんなの」「いいから乳首、触らせろ」などとしつこくいい募り、別のホステスにも同様の行為を働いたという。

 そしてついに、ドレスを強引に脱がしたというのだから、セクハラレベルではなく性暴力である。

「こうした状況が2時間近くも続き、さすがに見かねた他のホステスが“会長、こっちで歌いましょう”とカラオケを勧めたりしたようですが、それでは満足できなかったのでしょう。杉森さんはセクハラを続けてきた彼女のドレスを強引に脱がし、上半身を素っ裸の状態にしてしまったのです」(同)

 衆人環視の中で理不尽なことをされた女性は、その場に泣き崩れてしまったという。ようやく店側は、ホステスを交代させる形で彼女を解放した。

 さすがに杉森たちは帰って行ったというが、懲りずに翌日も来店したそうだから呆れ果てる。

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