トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ダイアンとオードリーのよそよそしいコラボ

ダイアンとオードリー、似た者同士の“よそよそしいコラボ”はお笑いコア層に刺さるか?

ダイアンとオードリー、似た者同士のよそよそしいコラボはお笑いコア層に刺さるか?の画像1
『あちこちオードリー』(テレビ東京系)Twitter(@AchikochiAudrey)より

オードリーとダイアンは似ている

 9月14日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)にゲスト出演したのは、ダイアン。オードリーとダイアンは、意外に共通項の多い2組だ。コンビ結成は共に2000年4月だし、共にコンビ名が欧米の女性のファーストネームである。

 ちなみに、ダイアンは今回で同番組に2回目の出演。オードリー・若林正恭曰く、前回のダイアン出演回(2020年11月17日)は、聞き手として「めずらしく反省した回」だったそう。9月10日深夜に放送されたラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、オードリーは実際に対峙したダイアンについてこう振り返っている。

若林 「ダイアンさんも、ゴリゴリ前出るイメージだったよね」

春日 「そしたら、まさかの津田さんがイジられ待ちの人だったっていうね」

若林 「佐久間さんが、そういえば本番前に言ってたよ。『オードリーと似てるよ』って」

 つまり、「もっとうまくイジればよかった」という反省が若林にはあった。

 一方、同じ吉本興業でダイアンの同期にあたる南海キャンディーズ・山里亮太は、『あちこちオードリー』ダイアン出演回について異なる評価をしている模様。2021年3月3日深夜放送『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)に若林がゲスト出演した際、本人にこう伝えている。

「『あちこちオードリー』でダイアンを引き出してたじゃない。俺は、ダイアンはオードリーとかには萎縮しちゃって『持ち味出せなかったなあ』っていう津田が見たかったのに、津田が意気揚々と東京芸人さんとしゃべる姿、あれを引き出すのは良くないよ」(山里)

 では、ゲストの立場だったダイアンに手応えはあったのだろうか? 『あちこちオードリー』プロデューサー・佐久間宣行のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」にダイアンが出演した回(2021年10月27日配信)の中に、こんなやり取りがあった。

佐久間 「『あちこちオードリー』に来てもらったとき、若林君が『悔いが残る』って言ってました。ダイアンが同期で、『大阪の同期の人が来たときが1番、どこまでいっていいかわかんない』って。どこまでが失礼で、どこまでがアレ(セーフ)かわかんないって」

津田 「気を遣ってくれてるなっていうのは、ビシビシ感じました。『めちゃくちゃ気を遣ってるな』と思って」

佐久間 「『本当はもっと雑にいったほうがよかったんすかねぇ~』って言ってた、収録の後。関係性がないから、『みんなは津田さんをめちゃめちゃイジってるんだけど、僕がイジっていいかわかんなくて』って」

津田 「もっと来てほしいですよね」

 つまり、今回は両者にとってリベンジマッチである。ちなみに、2年前のダイアン回の映像を改めて見ると、特に津田の顔が今とは明らかに違うのだ。2年の月日を経て、彼の表情はものすごく柔らかくなった。ダイアンはダイアンで、イジられやすいキャラクターを成熟させてきていた。

 一方の若林は、「どうやったら、津田ともっとうまく絡めたのか」と反省し、ダイアンのラジオやYouTubeを見ているうちに、ダイアンのファンになったそうだ。そして、その過程で気付いたことがあるという。

「お互い(オードリーとダイアン)なんすけど、2人でいるときが1番面白くないですか?」(若林)

「2人でいるときが1番面白い」は、学生時代の仲からそのままコンビ結成に発展した芸人あるあるだ。特に、ダイアンの2人は小4からの仲。中2で知り合ったオードリーよりもキャッキャッしているイメージがある。

 ダイアンのラジオを聴くと、特にその傾向は顕著。とりわけ津田はテレビに出ているときとかなり雰囲気が違うし、なんなら普段(テレビ)より面白かったりする。なるほど、たしかにオードリーとダイアンは似ている。

1234
ページ上部へ戻る

配給映画