菅田将暉の弟、『初恋の悪魔』の演技で評価好転? 永山瑛太・絢斗兄弟に続くか
#初恋の悪魔 #土曜ドラマ
永山瑛太・絢斗兄弟や、松田龍平・翔太兄弟らに続けるか?
林遣都と仲野太賀がダブル主演を務めた日本テレビ系土曜ドラマ『初恋の悪魔』が24日に最終回を迎えた。坂元裕二の脚本や、林、仲野を始め、松岡茉優ら実力派俳優たちの演技に称賛の声が上がっているが、終盤のキーパーソンを演じたある人物も話題になっている。菅田将暉の実弟・菅生新樹(すごう・あらき)だ。
菅生は、伊藤英明演じる雪松署長の息子・雪松弓弦(ゆきまつ・ゆづる)役で第8話ラストから登場。連続殺人事件の容疑者として雪松署長が浮上し、その過程で馬淵悠日(仲野太賀)と小鳥琉夏(柄本佑)は弓弦の動向を追う。ある晩、遺体発見現場から見つからなかった被害者の靴を弓弦が捨てようとしているのに気づき、悠日らは静止し、事情を聞く。すると、父親が連続殺人事件の犯人であると明かす。しかし実は、弓弦こそが犯人で、父の雪松は息子に泣きつかれ、息子が凶行を犯すたびに、無関係の人物を容疑者に仕立て上げて逮捕していたのだった。
ドラマ全体を貫いていた事件であり、特に後半の主題となった連続殺人事件の真犯人で、しかも最初の殺人は12歳の時、「遊んでいたつもり」でやってしまったという難しい役どころだった。
菅生はこの6月に俳優活動を始めたばかりで、10月7日から「LINE NEWS」で配信予定の唐沢寿明主演の縦型ミステリードラマ『トップギフト』が初の出演作であり、地上波のドラマ出演はこれが初。ほとんど演技未経験に近い新人であることから、菅生が第8話から出演することが発表されると不安の声が広がった。
だが、いわゆる“シロウト”感は感じさせず、自然な演技だったことで視聴者からは概ね好評だったようだ。
「実力派ばかりの周囲に支えられたであろうことや、重要な役ではあるものの出演シーンがそこまで多くなかったことが功を奏したという面もありますが、『思ったより自然な演技だった』『思っていたより悪くはなかった。泣くシーンもなかなか良かった』『出演が明らかになったときは、あーそうですかって思ったけど、あの役良かったと思う』『好演だったと思う。演出の力もあるかもだけど良い存在感だった』など、評価はいい。もちろん、“新人にしては”というハードルの低さはあったでしょうし、彼が注目を浴びるきっかけとなった『エコリング』CMでの芝居に比べれば、という声も少なからずあり、やはり“期待してなかったけど”という部分は大きい。まだまだこれからというところでしょうが、評価の高い作品で存在感を示すことができたという意味では、俳優人生のスタートをいい形で切っていると言えるでしょう」(ドラマ・映画ライター)
前後して10月から始まる『トップギフト』ではヒロインの兄役ということで、主演の唐沢寿明を始め、ヒロインの石井杏奈、母親役の安達祐実らと共演。こちらも問題を抱えた役どころのようだ。
「角度によってはお兄さんの菅田さんを彷彿とさせますが、どちらかと言えば菅田さんよりも個性的なルックス。菅田さんが若い頃にやっていたようなキラキラした役どころはあえて避けているのかもしれませんね。所属事務所は出版社で、今年6月にマネジメント事業を始めたばかり。所属も菅生さんのほかは、土屋太鳳さんの弟で、主に声優として活躍している土屋神葉さんのみという新しいところなので、いろいろな意味で未知数です。ちなみに、お父さんがこの出版社から2冊本を出しており、その縁で所属が決まったようです」(アイドル誌記者)
永山瑛太と永山絢斗の兄弟同様、兄と6歳差となる菅生。『初恋の悪魔』では、兄をよく知る俳優たちも多かったが、二世俳優である仲野太賀や柄本佑らからはよいアドバイスをもらったかもしれない?
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