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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 城下尊之の「フラッと芸能解説」  > 矢沢永吉、台風下ライブファン無問題?

矢沢永吉、台風下ライブを批判するの“ファンじゃない人々”?ファンは無問題か

批判するのはファンじゃない人?

――もはやファンというより、家族みたいですね。
 
城下 そうなんですよ。矢沢さんのファンだって、昨日今日、ファンになったような若いファンは少ないでしょう。ほとんどのファンは、歩いて帰ることになろうがなんだろうが、矢沢さんが「中止にしないで!」という声に応えてくれたことがうれしいと思っています。矢沢さんもそういうファンのことをよくわかっているから開催した。ファンと矢沢さんの問題なんです。批判している人は、矢沢さんのファンでもなんでもない人ばかり。
 
――ネットでは、「ファンは自己責任だけど、コンサートスタッフさんたちがかわいそう」という意見もありました。
 
城下 警備などの地元スタッフは会社として請け負っています。帰る手段がなければ、会社が手配しなければなりませんし、それによって余計な出費が出るなら、会社が矢沢さんサイドと話し合いをすればいい。ビジネスの話です。むしろ、グッズ販売にしろ何にしろ、関連各社は開催してくれたほうが儲かりますから、開催してくれてよかったと思っていると思いますよ。想像だけで単純に批判するのはちょっと待ったほうがいいと僕は思いますね。
 
――なるほど。いろんな考え方がありますね。とりあえずは、けが人などが出ずに済んでよかったですね。

 

 

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2022/09/25 06:00
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