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爆笑問題YouTubeコントが不発「ファンすら望んでない!?」理由を考察
2022/09/25 07:00
#爆笑問題 #太田光 #YouTube
ジェラードンは595万回再生！ YouTube的コントとは？
そして、爆笑問題と同じくYouTube用にコントを撮り下ろしている芸人でいえば、ジャルジャル、ジェラードン、レインボーなどが人気だが、彼らの動画は、タイトルからネタが推測しやすい点が共通しており、その内容もシンプルなものがほとんど。
中でも、ジェラードンの動画「貫禄ありすぎて、父親と間違われる引きこもり生徒」は595万回再生を記録しているが、この動画に代表されるように、メンバーが役を演じながら手持ちカメラで撮影している動画も目立つ。これは、ボケ役の演者が視聴者に向かって話しているように見えることから、YouTube的の映像ともいえるだろう。
ここで思い出すのが、“カジサック”としてYouTube界で成功を収めたキングコング・梶原雄太の言葉だ。梶原は、かねてよりYouTuberと視聴者の距離を縮めるためには「カメラ目線」が大切であると説いてきた。梶原いわく、テレビ界では石橋と上沼が「昔からそれをやっていた」といい、もともとカメラ目線であった彼らや、江頭2：50のYouTubeが好調な一因は、そこにあるのかもしれない。
テレビのコントをそのままYouTubeに持ちこんだ「爆笑問題のコント テレビの話」は、まだまだ課題も多そうだが、そもそも同チャンネルのようなコントスタイルは、爆笑問題のファンすらあまり望んでいないのかもしれない。
というのも、レギュラーラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ）の音源を、何者かが違法アップロードした動画のほうが現状、再生数を稼いでいるからだ。要は、2人の深夜ラジオを聞くほどのファンでさえ、「爆笑問題のコント テレビの話」を見ていない可能性があるといえるだろう。
視聴者に擦り寄らない姿勢こそ“太田らしさ”ともいえるが、もし石橋や江頭のような反響を求めるのであれば、YouTubeを研究する必要がありそうだ。
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元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。
最終更新：2022/09/25 07:00
