爆笑問題YouTubeコントが不発「ファンすら望んでない!?」理由を考察
#爆笑問題 #太田光 #YouTube
結成34年のベテランコンビ・爆笑問題が9月9日、コントを中心としたYouTubeチャンネル「爆笑問題のコント テレビの話」を開設。都内で報道陣を集めた記者取材会を開くなど、宣伝にも力を入れているが、当のチャンネルは早くも数字が伸び悩んでいるようだ。
YouTubeでは、架空のワイドショー『ワイドジャック』の制作会社を舞台にした“時事コント”を披露。番組ディレクター役の太田光、プロデューサー役の田中裕二のほか、BOOMER・河田キイチ、日本エレキテル連合、ウエストランド・井口浩之、シティホテル3号室らが出演し、監修を鈴木おさむ氏が務めている。
コントをYouTubeでやろうと思ったきっかけについて、太田は記者取材会で「カンニング竹山がネットで配信している対談番組に僕が出たこと。テレビと遜色なくやってて、これだったらコントもできるのかな(と思った)」と説明。ただ、コントといえどアドリブも入ていくるスタイルだといい、ネタについては「元統一教会ネタもやる。ガーシーほど(過激)じゃないけど(笑)」と語った。
なお、更新頻度は、毎週火曜と金曜の週2回で、テレビ番組のように複数台のカメラで撮影されたコント映像を配信。20日にアップされた動画「ルッキズムに気をつけろ!」では、冒頭から「そろそろ乱交パーティ始めるか」(太田)「やんないっすよ。どっかの政治家じゃないんだから」(井口)と首相補佐官・森昌文氏の騒動をイジったり、太田が「(昔のテレビ番組は)出演者がタバコ吸いながらトークしてた」「あと覚せい剤打ちながらトークして」「マーシー、マーシー!」と田代まさしのネタでボケるなど、太田らしい“毒”が散りばめられている。
コメント欄には、「爆笑問題のコントが公式YouTubeで見られるなんて、夢のようなチャンネル」「大御所なのに、本当ネタに誠実なコンビ」「太田さんのコント番組をやりたいという思いが、こういう形で叶ってうれしい」と好意的なコメントが並んでいるが、開設から10日以上が経った21日現在、チャンネル登録者数は5.56万人と、爆笑問題の知名度やマスコミも盛り上げぶりと比較すると、なんとも微妙。再生数も、最初の動画こそ15万回再生をカウントしているが、2本目では8.4万回に半減。その後もみるみる落ち込んでおり、16日公開の動画は4.1万回に留まっている。
近年、YouTubeではベテランお笑いタレントによる参入が相次いでいるが、2020年6月に「貴ちゃんねるず」を開設したとんねるず・石橋貴明は、開設から1カ月あまりでチャンネル登録者数100万人を突破。昨年12月には、上沼恵美子が「上沼恵美子ちゃんねる」をスタートさせ、初回の動画が1カ月あまりで90万回再生を突破していた。
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