矢沢永吉の台風下ライブが炎上の裏で…安室奈美恵は“半分強行”でも大団円のスゴさ
#ライブ #矢沢永吉 #安室奈美恵
9月17日から19日の3連休に日本列島を襲った台風14号の影響で、多くの音楽イベントが中止になった。西川貴教が発起人となり滋賀で行われた『イマズマロックフェス』は、17・18日の公演は実施したものの、19日の公演は中止へ。マリンメッセ福岡で18日に開催予定だった小田和正のコンサートも中止された。
一方で、矢沢永吉は18日に福岡PayPayドームでのコンサートを決行。しかし、周辺の公共交通機関が運休となっていたため、帰宅できなくなった観客が続出し、ネット上では矢沢サイドへの批判の声も少なくない。
また、イベントが“半分中止”となったのが、18日に沖縄・宜野湾トロピカルビーチ特設会場で開催された安室奈美恵の花火イベント『WE ♡ NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン』だ。
安室奈美恵の名曲とともに打ち上げ花火を楽しむ同イベントで、今年は1万人ものファンが来場。しかし、前半部分のドキュメンタリー映像上映会のみ実施され、イベントのメインパートである打ち上げ花火は強風のため中止となった。
「同イベントは安室さんが引退した2018年と、その翌年の2019年にも開催。安室さんが引退ライブを行なった宜野湾は“聖地”となっていて、日本全国からファンが多くの押し寄せます。今回は3年ぶりで、ファンにとっては待望のイベントだったので、安室さんが沖縄への思いを語ったりするドキュメンタリーの上映だけでも現場は相当盛り上がっていたようです。打ち上げ花火の中止のアナウンスに対して、現場でブーイングが起きるようなことはなく、むしろ“英断だ”として拍手があがったくらい。天候的に“無理だろうな”という雰囲気だったのでしょうが、安室さんがマナーや節度を守る善良なファンを育ててきたことも幸いしたのでしょう」(レコード会社関係者)
当初は18時30分からドキュメンタリー映像を上映し、19時30分から打ち上げ花火をスタートする予定だったが、強風のため上映を1時間遅らせたという。
「1時間遅らせたということは、イベント開始時点でかなり危険な状態だったということ。ギリギリできるかどうかという天候だったとしても、万が一を想定して、上映会開始前に中止を決断する選択もあったはずです。結果的には大きな事故にならなかったからいいものの、やや判断が遅かったとは言わざるを得ない。危機管理に疑問が残る展開であったことは否めません」(イベント会社関係者)
『週刊女性PRIME』では、今回の花火大会開催にファンからブーイングも上がっていたとも報じられていた。
「過去の開催は、安室さんのデビュー日かつ引退日である9月16日に行われており、コアなファンからは『9月16日じゃないと意味がない』という意見もあります。しかし今年は、主催者が集客を狙って3連休の2日目に開催したという形。3年ぶりの開催なので、できるだけ多くのファンに集まってほしかったということなのでしょうが、結果的に台風に見舞われて“半分中止”となってしまった。不可抗力ですが、主催者側に運がなかったとしか言いようがありません。
今年は8月のロッキンも台風の影響で中止になっていましたし、大型フェスやコンサートを夏季に限定するのは、もう無理のあることなのかもしれません」(同)
矢沢永吉のコンサート決行が炎上騒ぎになっている一方で、こちらは特に騒動になっているわけではないのが、せめてもの救いか。それにしても、平成の歌姫・安室奈美恵のカリスマ的なスゴさは、令和になっても計り知れない。
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