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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 新たな金銭トラブルと紀子さまの“花言葉”

小室圭さん母・佳代さん新たな1600万金銭トラブルと紀子さまの悲痛な“花言葉”

バス置き去り3歳児死亡事件への怒り

 私事で恐縮だが、私に昨年秋と、今春に男と女の孫ができた。この年になって孫かと、生まれる前は思っていたが、生まれてみると可愛くて、じじバカぶりを恥ずかしげもなく見せて、カミさんに笑われている。

 孫ができると、子どもの痛ましい事故が起きると、わがことのように悲しく、加害者が憎くてたまらない。

 9月5日に静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で起きた、通園バスに3歳児を5時間近くも放置し、熱射病で死なせてしまった事件をテレビで見ていて、怒りと悲しみで涙があふれて仕方なかった。

 ふざけるな! である。

 事件の2日後、謝罪会見に現れた学校法人「榛原学園」の増田立義理事長(73)の受け答えを見ていて、さらに怒りが込み上げてきた。

 事件の当日、3歳児を放置したバスを運転していたのは、増田だったのである。事件の当事者であり、園の最高責任者でもあったのだ。

 だが新潮が報じているように、「自ら起こした悲劇を、まるで他人事のように説明する場面が多々見られた」のである。

 亡くなった子どもの名前を間違えた。運転は不慣れだった。降車する際、後ろを見ずに、運行記録の作業をしてしまった。年齢的に、次のことをしたら忘れてしまう。

 怒り心頭である。私はもうすぐ喜寿だが、孫のことは絶対に忘れない。

 忘れるような奴が、バスの運転をし、園の責任者だった。亡くなった子どもの親は、どんなにか辛いだろうと考えると、こちらの胸も張り裂けそうになる。

 おまけにこの園長、時々へらへら笑いをするのである。昔からの癖だそうだが、こんな時には致命傷になる。

 園が潰れ、もし、業務上過失致死で増田理事長が逮捕されても、この罪は永遠に続いていく。

 いってはいけないのだろうが、昔から日本には「死んでお詫びする」という責任の取り方があった。

 事故で沈没した観光船「KAZU 1」(19トン)の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長も、今回の増田理事長も、そうした覚悟を持って遺族に謝ったとは到底思えない。

 私の孫がそんな目にもし万が一遭ったら、私はそいつを許しはしない。

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