小室圭さん母・佳代さん新たな1600万金銭トラブルと紀子さまの悲痛な“花言葉”
#週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位「動画入手 下村元政調会長統一教会系陳情を『党公約に入れろ』」(『週刊文春』9/22日号)
同・第2位「『岸田』を総理にした“官邸最側近”に『統一教会』シンパ」(『週刊新潮』9/22日号)
同・第3位「渦中の萩生田光一自民党政調会長を直撃!」(『サンデー毎日』9/25・10/2日号)
同・第4位「『3歳バス置き去り』園長の強欲経営」(『週刊文春』9/22日号)「通園バスで『3歳女児』を死なせた『へらへら園長』の履歴書」
同・第5位「幻冬舎・見城社長の勧告に賛同の声『角川歴彦会長はなぜお辞めにならないのか』」(『週刊ポスト』9/30日号)
同・第6位「渡辺恒雄(96)『極秘入院4か月』ドン不在の風雲急」(『週刊ポスト』9/30日号)
同・第7位「公明党『セクハラ隠蔽』の証拠LINE」(『週刊文春』9/22日号)「被害女性の『セクハラ告発』に逆切れ提訴『公明党』の嘘を暴く『証拠LINE』」(『週刊新潮』9/22日号)
同・第8位「信者家族の告白『脱会を阻む“恐怖洗脳”』」(『週刊文春』9/22日号)
同・第9位「西山茉希♡格闘家皇治 親密交際&子連れ夕食後に熱烈路チューをスクープ撮!」(『フライデー』9/30・10/7日号)
同・第10位「今や騒動が十八番『海老蔵』團十郎襲名に『大御所』辞退続出」(『週刊新潮』9/22日号)
同・第11位「小室圭さん母が元恋人に『貢いだ金を返して』1600万警察トラブル」(『週刊文春』9/22日号)
同・第12位「『紀子さま』苦悶のお誕生日に『エリザベス女王』の遺訓」(『週刊新潮』9/22日号)
同・第13位「酔わせて暴行 同志社大アメフト部4人の履歴書」(『週刊文春』9/22日号)
同・第14位「DeNA中継ぎエースの3人不倫とDV写真」(『週刊文春』9/22日号)
同・第15位「宝塚トップスター柚香光が禁断の“自粛破り”お食事会」(『週刊文春』9/22日号)
同・第16位「『嫌われた監督』著者を変えた福留孝介の一言」(『週刊文春』9/22日号)
【巻末付録】ポストのSEXYグラビア採点!
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今週は現代が合併号でお休み。最初は、幾多のノンフィクション賞を総なめにした『嫌われた監督』(文藝春秋)を書いた鈴木忠平と、最近引退を表明した福留孝介との交流を描いた文春のミニノンフィクションのような記事。
私は、鈴木はノンフィクション界の五木寛之ではないかと思っている。
導入部の何げない入り方が、うまい。読んでみればそうたいしたことは書いてないのだが、なんとなく人生の機微に触れたようになる。
今回も、2006年3月に第1回ワールドベースボールで活躍した中日の福留を、赤坂プリンスホテルで待っているところから始まる。
福留は試合では振るわなかったが、韓国との準決勝で、同点の7回に代打で出て、決勝の2ランホームランを打ったのだ。
同じ年に生まれた鈴木のことを福留は同級生と呼んでくれていたが、鈴木は華やかな活躍をする福留に対して気後れしていたという。
鈴木はカバンに入りきらないほどの荷物を詰め込み、ホテルのロビーで待っていた。
合流して東京駅で新幹線を待つ間に、福留にようやく質問を繰り出す。
不振から抜け出すために、あのホームランの打席で何を思っていたのかを福留に聞いた。
「一、二の三で振る。ストレート以外は捨てる。それだけだよ」
他の球が来たら?
「そんなこと考えないよ。他の球がきたら三振。仕方ないじゃん。ホームランか三振か、だよ」
そのときの福留の「捨てる」という言葉に鈴木はとらわれた。
ナゴヤドームでの引退会見で、福留は「野球が好きなだけ」という台詞を何度も口にした。
それが、福留が捨ててきて最後に残ったものなのだろう。
鈴木は、何もかもぶち込んでいた大きなカバンを捨てた。今はペンとノートだけで仕事に出るようになったという。
ノンフィクション作家の本田靖春が、「新聞記者の一番いいところは、ペンと紙があれば仕事ができることだよと、私にいっていた。
銀座の柳に口笛を吹くようにが口癖だった。
いまの編集者や記者なら、スマホ1台あれば他には何もいらない。だが、私の知る限り、編集者や記者が、手ぶらで会いに来ることはまずない。
雑誌記者や新聞記者というのは、まず身軽でなければいけない。そうでなくては、精神の自由は保てない。古い雑誌屋はそんなことを考えながらこの記事を読んだ。
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