中居だけじゃない！ フジテレビ『ポップUP！』年内終了確定的で上がる 後番組MC候補

　フジテレビの昼の情報番組『ポップUP！』の、年内打ち切りはほぼ確定となったようだ。

　坂上忍がMCを務めた『バイキングMORE』の後番組として4月にスタートするも、現在の視聴率は1%台と目も当てられない。その上6月には、チーフプロデューサーのパワハラ疑惑が浮上。番組を外れて、責任者がいなくなった影響も大きいようだ。

「すでに複数のメディアが打ち切りを報じていますが、広告の出稿状況から見てもとても、3月までは持たなさそうです。もともとフジは、ポスト坂上が見つからなかったために、つなぎとして同番組をスタートさせている。しかし、ここにきて昼帯は“鬼門”との認識が業界内にできあがりつつあり、芸能事務所もやりたがらなくなっています」（テレビ番組ディレクター）

　一部報道によれば、来年スタートの新番組は『ポップUP！』を制作している情報制作局ではなく、バラエティー番組の制作班が担当することになるという。

『ポップUP！』終了の話が流れたと同時にささやかれはじめたのが後番組のMC、というわけだ。そこで白羽の矢が立ったと、多くのメディアが報じているのが、元SMAPの中居正広だ。

「フジは中居にギャラ1本100万円という高額ギャラを提示しているといいます。120万円と言われた坂上よりも少ないですが、それでも年間2億円以上の収入になる。中居とすればかなりおいしいはずです」（芸能事務所スタッフ）

　中居はジャニーズ退社後、新しい仕事が増えず、そればかりか『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』がひっそりと終了。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（ともにTBS系）にも打ち切り危機が囁かれており、昼帯のレギュラーは願ってもない話だろう。しかし、2つ返事というわけにはいかない事情もあるようだ。

「中居自身、これまでの人気が目減りしてきているのをよくわかっている。そんな状況で鬼門とされているフジの昼帯を背負って視聴率が爆死でもすれば、なんとかキープしてきた商品価値が音を立てて崩れ落ちる可能性がある。タレント人生がかかった決断となれば、迷うのも無理はありません」（前出・芸能事務所スタッフ）

　フジの昼帯が鬼門とされている以上、MC選びは難航しそうだが、実は中居以外にもささやかれている候補がいるようだ。そのうちの一組がサンドウィッチマンだという。

「今や国民的人気のお笑い芸人として多くの番組のMCを務めています。2人はもともと『バイキング』の地引き網企画でも強烈に人気となり、安定感も抜群。所属事務所の社長ももともと、フジテレビ関連の制作会社のスタッフでとんねるずとからむなど、同社とは相当関係が深い。情報系のワイドショーは避けるかもしれませんが、同局がピンチの中で自社の看板タレントを出すことは、バラエティならば可能性はありそうですよね」（バラエティ番組ディレクター）