カップヌードル「スーパー合体」第2弾、4品食べ比べ! おすすめは意外なあの組み合わせ
#カップ麺 #カップヌードル #カップ麺一行3昧
ほぼ「にんにく豚骨」?
「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺&にんにく豚骨」
4つ目は、「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺&にんにく豚骨」214円(税別)。2021年発売の「辛麺」と2022年発売の「にんにく豚骨」というフレッシュな合体となっています。正直、どちらもまだカップヌードルのレギュラー味として定着していないようにも思えます。
どちらもニンニクを使ったフレーバーで親和性は高そうで、実際にメーカーの社内人気はナンバーワンとのこと。ただ、差し引きニンニク風味の「辛い豚骨ラーメン」となるので、驚きや楽しさの要素はほぼ皆無の、勝って当たり前な勝利至上主義のようにも見えます。
スープのベースは「にんにく豚骨」の豚骨や豚脂といった豚の旨みで、クリーミーなコクも強く感じられます。両者の特徴であるニンニクの他に、「辛麺」要素である唐辛子の辛味やキムチの酸味なども加わっていますが、根底にある豚の旨みや甘みが強く、ほぼ「にんにく豚骨」のスープに「辛麺」要素は多少の辛味を加える程度に留まっていました。
具は両者に共通するものが多く、最も目立っている謎肉やたまごはどちらにも入っている具です。「辛麺」要素は粗挽きの唐辛子、「にんにく豚骨」要素はキクラゲやきざみニンニクで、具は今回の「スーパー合体」4品で最もボリューミー。
ほぼ「にんにく豚骨」の味で「辛麺」要素は辛味を加える程度なので、「スーパー合体」としては面白みに欠ける構成……ですが、困ったことに筆者には今回の4品で最もおいしく感じられました。本家の「にんにく豚骨」や「辛麺」よりも完成度が高いとすら思ったくらい。足し算以上の合体効果が感じられる一杯でした。
第3弾では意外性のある合体がもっと欲しい
「スーパー合体シリーズ」の第1弾と第2弾を通して、驚きや楽しさよりもおいしさが重要視された無難な合体が多いように感じました。そんな中で、「欧風チーズカレー&味噌」の、意外性がありながらも味が伴った合体は印象的でした。
来年登場するだろう第3弾では、おいしいことはもちろんのこと、さらにエンターテイメントに力を入れた意外性のある合体に期待したいです。
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