カップヌードル「スーパー合体」第2弾、4品食べ比べ! おすすめは意外なあの組み合わせ
#カップ麺 #カップヌードル #カップ麺一行3昧
今回レビューするのは、「カップヌードル」シリーズから同時発売された「スーパー合体シリーズ」の4品、──①「カップヌードル&シーフードヌードル」、②「チリトマト&トムヤムクン」、③「欧風チーズカレー&味噌」、④「辛麺&にんにく豚骨」をレビューします。
「スーパー合体シリーズ」は、カップヌードルのフレーバーを混ぜる巷で話題の食べ方を、メーカーが公式に再現してしまった商品。
「合体」と言えば、万年平社員と社長が釣り友達のあの映画とか、1万年と2千年前から愛しているらしいあのアニメとかもありますが、やはり「超合金」の合体ロボが最もメジャーであり、「スーパー合体シリーズ」に「ゴッドマーズ」や「ダンクーガ」などのロマンを重ね合わせる人も多いのではないでしょうか。
今回はその「スーパー合体シリーズ」の第2弾商品。ちなみに、昨年発売されていた第1弾は「カップヌードル&しお」、「カレー&シーフード」、「味噌&旨辛豚骨」、「チリトマト&欧風チーズカレー」の4種でした。「カップヌードル」シリーズの多岐にわたるフレーバーの組み合わせの中では、比較的無難な合体のように感じましたが、今回はどうでしょうか。
※「スーパー合体シリーズ」第1弾商品のレビューはこちら。
大先輩を立てるシーフード!
「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&シーフードヌードル」
1つ目は「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&シーフードヌードル」214円(税別)。キング「カップヌードル」と「シーフードヌードル」という「カップヌードル」シリーズの翼くんと岬くんばりのツートップ。強者連合となっています。
強者連合だからといって相性が良いとは限りません。あのメッシやクリロナだって、チームにフィットしなければ力を発揮できません。あのジャイアンツの2004年「史上最強打線」だって、ホームラン数は史上最高でも結局3位に終わりました。
個の売り上げは飛び抜けた醤油味とシーフード味でも、両者の相性が良いとはあまり想像できないように思いますが、果たしてどうでしょうか。
スープは、「カップヌードル」のペッパー醤油味のパンチがまず感じられ、その後じわじわとシーフードスープのコクがやってきます。どちらの味も消えることなく活かされているのはお見事ですが、7:3くらいの割合で「カップヌードル」のペッパー醤油味が強く、「シーフードヌードル」は一歩引いてスープの下支えをしているように映りました。
具も同様に、「カップヌードル」要素の謎肉やエビが目立っており、「シーフードヌードル」要素のカニかまは控えめ。謎肉やエビの味がスープに溶け出して賑やかな味わいになっているのも、「カップヌードル」らしい部分と言えるでしょう。
1986年生まれの「シーフードヌードル」が、1971年生まれの大先輩「カップヌードル」を立てることによって、両者の合体がうまくいっているように感じました。ただ、合体によって新しい味が生み出されているというよりは、特に「シーフードヌードル」ファンからすると中途半端で物足りない味と感じてしまうかもしれませんね。
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