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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #21

『旅サラダ』中丸雄一、39歳一発目のロケでナイスリポートな回

自分で回したろくろを止められぬ中丸

 例によって、中丸も「薩摩焼」にチャレンジする。右足のペダルを踏んでろくろを回し、陶土を削るのだ。スタジオからは「(中丸は)器用だからな~」という声が飛ぶ。レギュラー陣にも中丸の手先の器用さはすっかり浸透しているようだ。というわけで、中丸が“削り丸”になった。

 これが、さすがなのだ。迷いなく、ヘラをスッと陶土に撫でさせる度胸は“器用丸”とも呼べる。スタジオからは思わず歓声が上がったが、当の中丸はあまり長く続けたくないらしい。

「あー、削れる削れる。スゴいスゴいスゴい、ちょっと待って、止めて! 誰か止めて、誰か止めて! ちょっと止めて(苦笑)」(中丸)

「止めて、止めて!」と言っているけれど、回しているのは中丸自身である。“削り丸”でもあり“ろくろ回し丸”でもあった、腰が引け気味の中丸。

「ミリ以下の調整をしないとできないということが、よくわかりました。(息子さんに対し)この作業をやってるわけですね? すいません、作業中にしゃべらせちゃって。これ、しゃべるやつじゃないですね」(中丸)

 集中力が必要とわかってからの、「しゃべらせちゃってすみません」という謝罪。より、薩摩焼の奥深さがわかる一言だった。

中丸の猫舌を心配する『旅サラダ』のルーティン

 その後、中丸は薩摩焼で料理を食べることに。薬膳料理のビビンバとスープ餃子をいただくようだ。

 注目は、スープ餃子のほうである。どうやら、お肌にいいらしい。薬膳だけに。「お肌」というワードに、スタジオの女性陣は沸いた。

三船 「いいな~! お肌綺麗になりたいなぁ~」
勝俣 「そうだよね。中丸君、もう(肌は)綺麗だもんね(笑)」
三船 「そうよー!」

 39歳にして美肌を羨ましがられる中丸だが、当の本人はスープ餃子を一口でいく相変わらずの無茶! 案の定、中丸が熱さに身悶えている。

中丸 「(悶えながら)むちゃくちゃ、うまい! 最高です」
神田 「やってしまいましたね」

 毎度、熱さに身悶え、レギュラー陣に笑われるという『旅サラダ』のルーティン。すでに“猫舌丸”を認識する司会の神田正輝からは、「やってしまいましたね」と軽く受け流される始末だ。

 実は、この日の中丸は大変だった。鹿児島での生中継を終えると、そこから東京に直帰。14時から東京ドーム「巨人×中日」戦で、KAT-TUNとして始球式(1打席対決)に臨むというハードスケジュールだったのだ。朝は鹿児島で、昼は東京ドームである。

 先日、『24時間テレビ』(日本テレビ系)当日の早朝ロケを乗り切ったばかりの中丸だが、やはり、土曜の朝に関しては日本で一番忙しい男。週末限定のKAT-TUNの“社畜丸”だ。

 この日の『旅サラダ』には、忘れられない場面があった。ゲストの近藤千尋が“最強のパワースポット”を巡る長野旅のVTRを見た後、神田がこんなコメントを発したのだ。

「1番のパワースポットを教えましょう。家族です。帰ったら、自分が落ち着くところです。それが1番大事なんですよ」(神田)

 何気なく言った一言だったけれど、言葉が重い。泣けてしまった。

 

<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2022/09/17 06:00
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