『ちむどんどん』の不評が福原遥の追い風に? 『舞いあがれ!』が名作コース濃厚のワケ
#福原遥 #黒島結菜
黒島結菜が主演するNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』が不評のまま終了する気配が濃厚になり、次の朝ドラ『舞いあがれ!』への影響を危惧する声があがり始めている。しかし、そんな心配をよそに同作に主演する福原遥の評判や好感度は上昇する一方となっているようで「次は期待できる」との見方が強まっているようだ。
『ちむどんどん』は、登場人物たちの理解しがたい言動やご都合主義的なストーリーによって批判が殺到。黒島演じる主人公の暢子が「略奪婚」をする、暢子の兄・賢秀が何度も怪しげなビジネスに手を出して周囲に迷惑をかける、などといった展開が視聴者の不評を買い、近年の朝ドラでは例がないほど炎上が頻発した。
現在に至るまで酷評続きとなっており、今月30日の最終回まであと2週間で「大逆転」となるのは至難の業。不評のまま終了するという可能性が高まっている。主演を務めた黒島の「アンチ」が増加してしまったという余波もあり、朝ドラ主演で知名度をあげたこと以上にデメリットが大きいのではとも指摘されている状況だ。
こうなると、10月3日よりスタートする次回作『舞いあがれ!』の先行きも不安視される。同時に、主演の福原にも批判が寄せられてしまうのではと危惧されていた。だが、業界内や熱烈な朝ドラファンの間では「その心配はなさそう」との見方が強まっているようだ。
『舞いあがれ!』は、福原演じるヒロインの岩倉舞が大学の人力飛行機サークルで大空を飛んだことに感動を覚え、旅客飛行機のパイロットを志すという物語。14日付の番組公式Instagramでは、航空学校の制服をまとった福原の写真が公開されたのだが、これにネット上で「爽やかすぎる!」「ドラマが楽しみになる」「すごく似合っていて早くドラマ観たい」といった称賛と期待の声が上がった。
福原は子役時代にNHK教育(Eテレ)で放送されていた『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で「まいんちゃん」を演じていた経歴があり、当時から彼女を知っている人にとっては美しい大人の女性に成長した姿は感慨深い。
女優としても着実に評価を高め、オリコンが今夏に発表した「2022年上半期ブレイク俳優ランキング」の女性編で1位を獲得。山下智久が主演したNHKドラマ『正直不動産』で新人社員役を好演したことも記憶に新しく、子役時代から変わらない清潔感と女優としての実力を併せ持った福原の好感度は極めて高い状態だ。
また、今作は内容的にも傑作になるとの意見が多い。近年の朝ドラは「大阪制作は名作になりやすい」「東京制作は出演者は豪華だけど失敗しやすい」といわれており、実際にここ最近だけでも大阪制作の『スカーレット』『おちょやん』『カムカムエヴリバディ』が高評価されている。『舞いあがれ!』も大阪制作のため、名作になるのではと期待されているようだ。
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