吉本興業お笑いフェス『ライブスタンド』楽屋裏のトホホな事件! 芸人たちが腹空かせ…
#お笑い #吉本興業 #フェス
吉本興業が主催する大規模お笑いフェス『LIVE STAND 22-23』(以下、ライブスタンド)の大阪公演が、9月17・18日に大阪城ホールとCOOL JAPAN PARK OSAKAで開催される。大阪公演ではマヂカルラブリー、オズワルド、蛙亭、霜降り明星ら人気芸人が出演を予定しているが、8月に行われた東京公演では、まさかの珍事が起こっていたようだ。
12年ぶりとなった今回の『ライブスタンド』は、8月に千葉県の幕張メッセ、9月に大阪、そして2023年1月には福岡で開催。先の東京公演は大盛況に終わったと一部で報じられてたものの、その内情をお笑い事務所関係者はこう語る。
DAY3のトロッコ乗車は?
かまいたち・マヂカルラブリー・オズワルド
の3組でした⚡️みなさま この度は
LIVE STAND 22-23 TOKYOにお越しいただきありがとうございました。
たくさんの笑いをお届けできていたら幸いです。つぎは大阪。3都市に笑いを繋いでいきます!#ライブスタンド pic.twitter.com/tWcnvX39rC
— LIVE STAND 22-23@livestand2223) August 21, 2022
「コロナ禍での開催ということもあり、来場者数を抑えていたとされていますが、実際には単純にチケットがあまり売れていなかっただけ。ニュースでは、たくさんの観客の間をかまいたちやオズワルドなどがトロッコに乗って移動し、ジャニーズアイドルばりに声援を受けてる様子を映して、盛り上がっているように見せていましたけど、あれはうまくピックアップしているだけで、実際の会場はもうちょっと寂しい雰囲気だった印象です」
過去の『ライブスタンド』では、音楽フェスのように、人気芸人たちが次から次へとステージに登場し、ネタを披露していくというスタイルが基本だった。しかし今回は、さまざまな企画の“コーナーライブ”がメインだった。
「テレビ番組的というか、バラエティー的な要素が強かったですね。でも、そのぶん“フェス感”が薄れていて、なんとなく“大規模な学園祭”のような空気になっているんです。出演していた若手芸人たちも“こんな感じなの?”と、想像とのギャップに戸惑っていたように見えました」(同)
12年ぶりの開催ということで、運営のノウハウがなくなってしまったのか、バックステージでも不手際が少なくなかったようだ。
「テレビで活躍している人気芸人たちも多く出演していましたが、楽屋で放置されることもあったみたいです。まあ、吉本の社員たちは忙しいので、芸人にかまっていられないということなのかもしれませんが。控室で無為な時間を持て余していた人気芸人も多数いたようですよ」(構成作家)
大規模な音楽フェスの場合、バックステージでは豪華なケータリングが用意されているのが一般的。出演者たちにとっては、楽屋での食事もまたフェスの楽しみである。しかし、『ライブスタンド』では食事をまったく楽しめなかったという。
「一応、出演者用にはお弁当などがたくさん用意してありました。でも、そのお弁当置き場がなぜかすっごくわかりづらいところにあったんです。芸人たちも幕張メッセの控室なんて初めてなので、勝手がわからず、お弁当置き場にたどり着けずに腹を空かすケースが続出していたようです……。
本当なら、マネージャーなりスタッフなりがフォローして誘導してあげないといけなかったんだけど、それすらできないほどバタバタで。地上波バラエティー番組でMCクラスの人気芸人たちが、カップ麺やお菓子で空腹をしのいでいたというのだから、本当に驚きです(笑)」(同)
初の東阪福での開催に打って出た12年ぶりの『ライブスタンド』だが、東京公演の裏では、トホホな展開が巻き起こっていたのだ。この現実を反省し、大阪公演、そして福岡公演に活かすことができるのか──吉本興業の力量が問われる?
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