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爆笑問題「#太田光をテレビに出すな」余裕発言直後に事務所声明のダブスタ

太田は言いたいこと言ってるだけ…で済まされなくなってしまった。

爆笑問題「#太田光をテレビに出すな」余裕発言直後に事務所声明のダブスタの画像4
桜を見る会には多くの芸能人が参加していた。(写真/GettyImagesより)

 逆にいえば、太田の意見はそれほど世間にインパクトを残す存在にまでなったともいえる。2001年に放送を開始した『サンジャポ』は、お笑い芸人が社会問題を論じる番組の新しいカタチとして人気になった。

 本人としては今までと変わらず、いいたいことをいっているだけで、勝手にコメントがニュースに取り上げられて、SNSで批判が炎上する時代になっただけなのかもしれないが……。

「これまでこうした番組で芸人は、“一般人に近い存在”として素朴な疑問を呈したり、番組的な意味合いも含めて対論を出したりしていましたが、やっぱりテレビの影響力は大きくて、今はそれが通らなくなっているんですよ。半端に中立的な立場をとろうとしても、理解されない。むしろ“俺達の代弁者から政府の犬へ”みたいな感じで、反対意見として捉えられてしまいます。批判と誹謗中傷を一緒くたに論じれば、炎上は必須。これは太田さんだけじゃなくて、サンドウィッチマンとか、最近コメンテーターとしていろんな番組に呼ばれているEXITの兼近大樹とかも、たまに危ないなぁと思ったりします」(既出・芸能ジャーナリスト)

 太田の独壇場も『サンジャポ』の醍醐味ではあるものの、社会の風を読み、うまく舵を切ることもMCとしては求められる。忖度や裏が見え隠れすると過剰に反応される昨今、今後の力量が試されるだろう。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2022/09/16 13:00
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