『もしもツアーズ』の終了は“謎の大御所”キャイ~ンのクビ切りが目的だった?
#キャイ~ン #もしもツアーズ
番組終了と共に、あの人気コンビも芸能界から静かに姿を消していくのか。
9月5日、フジテレビは10月期番組改編会見を行い、キャイ~ンがメインを張っていた『もしもツアーズ』の後番組として、土曜18:30枠は10月から、かまいたちとチョコレートプラネットの人気芸人2組による旅バラエティ『イタズラジャーニー』を放送すると改めて発表した。
『もしもツアーズ』は2002年から20年にわたって放送されてきた長寿番組。「週末のお得な楽しみ方をお届けする」をコンセプトに、東京から日帰りでも楽しめる旅行スポットを紹介してきた。
最近の視聴率は4%台と苦戦していたものの、固定ファンも多かっただけに、視聴者からも「長寿番組は大事にしたほうが良い」「土曜日の夕方、短い時間に見るのにちょうどいい番組だったのに残念です」「フジテレビはもっと終わらせるべき番組あるのでは?」と終了を惜しむ声が飛び交っている。
「当初、終了の理由はコロナ禍で旅番組が作りづらくなったためと考えられていました。しかし、後番組もほぼ同じような旅番組だったこと、加えて『もしツア』はあくまでレギュラー放送の終了で、『今後は特番として放送される予定』となっているため、目的は“キャイ~ン降ろし”にあったのでは。昨今のテレビ界はコア視聴率(13~49歳の男女の個人視聴率)が悪ければ長寿番組であろうとあっさり終了させる傾向がある。若者にも人気のかまいたちとチョコプラを据えた『イタズラジャーニー』は、昨年11月と今年6月に放送された特番のコア視聴率がかなり良かったようなので、この結果を受けて“入れ替え”となったのでしょう。
90年代には『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)などで一世を風靡し、お笑い界では大御所扱いされているキャイ~ンですが、最近はテレビでの露出が激減し、ギャラに見合うほどの影響力もなくなってきていた。とりわけ、若者世代はなぜ彼らが大御所なのか理解できないでしょう。所属の浅井企画はテレビ業界での萩本欽一、関根勤、小堺一機の影響力がなくなり、今や稼ぎ頭は、ずんの飯尾和樹。引導を渡しやすかった面もあった」(テレビ関係者)
30年以上も芸能界で活躍してきただけでもアッパレと言えるが、52歳となった2人にもう一花咲かせようというパワーが残っているのか。
「天野ひろゆきはNHK、ウド鈴木は地方で番組を持っており、完全にテレビから消えたというわけでもないですが、ここからの再浮上となるとさすがに厳しいかもしれません。業界視聴率の高い『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に昨年“レジェンド枠”で出演していましたが、あまり反響はありませんでしたしね。
そもそも天野のほうは、以前から財テクに定評があり、芸人仲間が天野に投資相談をするほど。10年前にはマンションを1億5000万円で購入し、この時点で資産は8億円とも10億円とも言われていましたから、今はそれ以上あるはず。逆に言えば、芸人としてのハングリー精神がなくなったことがテレビの露出減につながっている可能性もありそう。“天野大好き”のウドは、天野が動かなければ自分からは何もしなさそうですし、自分のペースでゆっくり仕事ができれば満足なのではないでしょうか」(芸能関係者)
10月11日に放送予定の『お笑い実力刃presents 証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)では、キャイ~ンを深堀りするとのこと。若い世代に彼らの功績が伝われば、またぞろ“大御所仕事”が舞い込んでくるかもしれないが……。
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